昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-04-25から1日間の記事一覧

陽光

逍遥する思い出、相対し続け、けたたましく唸る君の窮屈そうな面影、にじむ瞬間に加担する記号や、約束を破棄し、充填されるものから去りゆき、細動する間から敷衍するファシズムの雨や、迎合され続けるほどに大歓声が沸き起こる全体主義的な快楽がほどこす…

初夏

箴言にみちびかれ、 静寂にまとまる 時折に織り込まれる瞬間が、 一部とは、 その一部分での永遠であり、 どこまでも区切られた君は、 切り裂かれるままに 瞬間に離反し、 はびこる悪意を背負いながら、 はためくギミックや、 徒らに消費される思いを葬り、 …

再現されるもの

もつれることばが、 この場に落ち込み、 締結していくほどに、 つきまとう苦しみが、 渇きを訴え、 うとましく謳われるものが、 いぶかる先々で、 遅配を続け、 つぐないなどを求めるほどに、 自らの苦しみに追われ続ける。

堕落

詩の座標を探る。 心音は宇宙的な 静寂にみちびかれ、 誓約的な彼女らや、 彼らに拘束され、 幸福の道具として、 偶然の傀儡として、 明滅する秘部を弄るための、 筋力を補うための 道具として生きることは、 生き続けることに、 息がつまるだけ、だ。

不羈な者

やりたくないことは一切しないで、大きなナメクジみたいに生きて、ジメジメせんと、並木道を優雅に這いながら、コーヒーの雨ん濡れて、ヌメヌメした帰り道、乖離した主体性の典雅な模様や、欺瞞ばかりでパカパカと走り去る馬どもの理屈や、太い足して騒ぎ立…