2019-05-13から1日間の記事一覧
君の透明な肌にふれていれば、不安なんてすぐさまどこかに行って、心地よい風なんかにふかれて、カーテンひらひらゆらいで、時間なんて忘れて、わずらわしいものすらなくて、ここがどこかとか、ここに何があるかとか関係もなくて、かよわす思いは果てしなく…
わては君の神さんや あれへんし、 君は君自身の神であるべきとか、 自分を神格化するんもちゃうし、 誰もが誰かを何かに 仕立て上げるんもちゃうから、 なんでもよろしいわ。
こどもたちは、 名前も持たずに 夜の街をさまよい、 どこにも帰る場所もないから、 集まって眠り、 ぬくもりを確かめ、 開けるところがない 鍵を捨て、 孤独に蝕まれる前に、 この夜から抜け出す。
ほとんどは、 どーでもえーことの 繰り返しやし、 散々なもんかかえても しゃーないから、 てきとーに生きまんねん。
子供たちは、他の国に解放された。荒れ果てて寂しい町で君と出会ったが、僕も君もいっしょに居ても、いつも寂しそうで、埋まらぬ思いは、ずっと空白で、世界とずれて、いくばくかの所以などと混ざりあって、血合いを行う漁師たちが孕む狂気などを荘厳だって…