昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-05-14から1日間の記事一覧

日常的

能動的であるべき青春も、労働にすべてをうばわれ、権利やなんやとやかましくつきすすむレジスタンスが集める月の端数や、夜の物陰で鳴き続けるフクロウのガイダンスに従い、あやしい情愛などにもつれる理念などが席巻する理由などに暴虐に打ち付けられる理…

昇華する夢

鳥かごの中の万物、折れた爪と気圧で苦しむ記憶、数億の高揚感が孤独を昇華させ、現実味を損ないながら、せせらぎ歌う君。

空腹の輪

機械的な帝国で磔にされた最後の母、はびこるディストーションやクラションの流動性、そつなく吐き出される高尚な指、悠揚な史実にからまる忠実な犬の散歩道。

かさばる二人

君の透明な肌にふれていれば、不安なんてすぐさまどこかに行って、心地よい風なんかにふかれて、カーテンひらひらゆらいで、時間なんて忘れて、わずらわしいものすらなくて、ここがどこかとか、ここに何があるかとか関係もなくて、かよわす思いは果てしなく…

堕落

通わす思い 重なる表現や 現れた面影が 今を束縛し 空疎な自分を 交錯させる。