2019-08-19から1日間の記事一覧
ささやかな命がゆだねるものや、待ち続ける意味すらも忘れ、従順で健気に夢を見ている君よ。
普及される音と音の交わり、はびこる悪意を共通語に変えてしまった君が浸透させる新たな罪を屠るために、ラフなままに進むのもありかと、物事の終わりは有難いものでもなく、そこでありのままに現れるものなどは、瞬時に憎悪を増幅させ、思うとは、なにかを…
下品な色した闇夜、ノスタルジーに消える街灯、深夜にまたたく思いは、幾ばくかの可能性を健気に孕み、確かな意思は、確認する必要もなく、今を輝かせる。
ぜんぜん夜が足らないと、いつかバラバラになってしまうと嘆く君の数学的に乖離していく姿や、理解されたいが故に、愛することを辞め、すり替えられていく記憶の中でカスタムされていく現実に耐えきれずに、混沌へと引き込まれ、引き合いに出されるものなん…
いくつもの身体を重ね、誕生を祝う声が響き、悠遠になびく言葉がかさばり、簡単に消費される思いが連なる。
打算的な妻は、加算される罪の中で臆する自己を攪拌するために、君を攻め立て、制限を生み出し、組み込まれた罪の強度を保つために裁き続け、意識を奴隷化させるために、家での権力を保つ。
激しい衝動を抱え 老いることを 恐れる私は、 循環することに反し、 また遡ることに屈さず、 ただひたすらに 逃げまどう。