昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ケダモノどもを打ち倒す晴天

存在をとどめるものは何か、と途端はほぐれ、配される間に理路を残さず、索然とする途端に縫合される記憶もあやふやになり、夢遊病のように描写の中でカタルシスを求め、整合される月日や、荒れ果てた果てに製造されるだけの機械的な情事に迫り来る淫靡な結末から、スタッカートが生まれ、泣き疲れて眠る君が跳躍すべく、超人思想から、生じる原点に回帰すべき点は存在せず、ただ自分という存在が重たくちりばめる恒星が浮遊し、フュージョンしていく先々に表現は孤立し、根源を失い、ただ孤独にさまようだけの憧憬に派生していく個人崇拝が浸透し、深度を奪い、売名行為に走るような現時点に馳せる意味も、つかむべき意志を失い、異物感を抱え、敢行する意志に精彩を欠き、敢行される意志にひた走るべき直線を持たず、答えに応じるだけの横柄さに横行する意識から研磨される事実に研鑽しては、知恵すらも超越し、英知すらも届かぬ先に至るまでの原理に馳せる現用から、存在ははしたない理想を突きつけ、コード化され、名前を数字に変えるまでにとどまる精神とは、止めどなく放射されるだけに牽引する理解からこじれるだけに至らせる痛みに石化し、愛でる間にシンフォニーは心音に入り交じり、気化するイメージが空中に散布され、苦痛を解き放つ間に配備される愛がリターンするまでの軌跡をたどる一貫した主体は、物事自体を重ねるだけの立体感に課せる理由から、馳せる動機は派生する物事を遠のくままに破砕し、この円環を破壊し、配されるままの間に基礎を生み出さず、残すべきは、この現象に創造性を突きつけ、到達する間に確かな絵を残し、文字を刻み、飢渇するままに創造で埋め尽くす論理に高揚する精神は、抑揚しては、散漫な動機を打ち倒すべく事に置かれる権力を飛び越える事に暴力は不必要で、暴力を暴力で押さえる統治も不必要であり、負うべきは理屈にあらず、この生じる事に自由すら持たぬからこそ、この途端は統一されずに、統合されるだけの正常さに差異すら用いず、問答を続けるだけに綴る先に兌換すべき貨幣すら無く、途端は、小唄を挟み、この情緒に確かな交互を加え、交錯する命は錯雑としながらも、途端に生み出される相互する命に昇華し、リフレインする真実に逍遙しては、鮮明な過去などは、作られたものに過ぎず、過ぎ去れば虚偽になるようなものであり、遠のくものを追うから重たく感じるだけにあり、この現実すらも跳躍すれば、見えなくなるばかりで、つかもうとしても、この場、この場面は、展開し、転換される間に観点を失い、ただ朦朧と過ぎ去る現時点を追うだけの自分すらも見え隠れし、見ようとすれば、つれづれ見えずにつまづき、追憶は追突するままの衝撃に拡散され、放射されては、その先を追っても追っても、織り込まれる未来に飲み込まれ、この孤独は、どこかのどかなままに感応する先々で定理を見つけず、ただ結ばれる間隔に還元されるだけの記憶の奥底で欲そのものを媒介させ、内観に劣悪な苦悩を媒体させ、そこから生み出される膿自体におぼれる自分を傍観するだけの理由だけが、垂れ流され、誰かが苦しむ事に置かれる時間だけが、諦観を生み、理想は、総じて暴力的に展開され、関係を結ぶべき今に観点を失い、ただ接触するだけに不浄さを生み、運動的に対立する便宜的なここから枯渇する動機にセンチメンタルな心情が浪費し続けるだけの成因に精神的な飢渇を生み、マテリアルを失い、リアリズムに旋回する本質すら、つたない意味を今に引きずり、引用されるだけの言葉が跋扈し、元々の意味を知らずに、簡単に消費されるだけの言葉だけが、贋物の飛躍を生み、その場で墜ち埋もれるだけの問題に答えを求め強制するだけの理想ばかりが跋扈し、慢性的な痛みを生むだけの病理たるシステムに思考を奪われ、贋物の思想を植え付けられ、あるいは協調性を伝うだけの機械と変わり、換算としたシステムの中で権力をおかわりする顕示欲や、原始的なアニミズムを消費するだけの贋物の予言者などが背伸びし、システムの中で捉える死を途絶えさせぬように、と自らを命を削らず、けちくさい動機に至るだけのはした金で描く理想とは、どんな貪婪さなのか、と途端は冷え切った情事に至り、陰鬱な衝動にこじれるだけに裂ける問題は、横溢する感情から奪い合う占有と占領から儀式的な婚姻を結び、何かをあおる事により、購買意欲や、少子高齢化などをあおり、あがなうべきだ、とあらがう意志を持たず、ただ従うだけの従順さを市民に植え付け、民族主義が衆愚に絡まり、そこで軍国主義をあおるような政党に手を貸すだけにかすむ命は、居場所ばかりを求め、今居る場所を見失い、たださまようだけの亡霊と化するだけにかすむ命は、死に場所ばかりを求め、生きたいと嘯くばかりで、内輪もめを繰り返し、この情事に結ぶべき連綿たる意志を燃やすだけの情念ばかりが、快楽とともに弔われるべきであるし、簡単な快楽に開拓された者どもの重厚な叫び声が、物事を強制するような世界を世界と呼び始めた事に疑問を持つべきであるの、だ。