昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

一部始終との相克

価値は持つもの、求める意味や内容により、絶えず変化し、価値観を求めても、絶えず価値は変貌し、自由奔放に君を騙す。ただ、その価値が必要なのか、と問いかけ、自分の正しい目で意味を確かに見つける。その見つけた意味すらに騙されぬように、何度も価値転換を施す。圧縮された過去がここを強調し、ここは、今ある限りに表現を続け、荘厳な今に変わり、関わるままに、今は相互する君と過去と私と未来が渡り合い、ただ伝え飛び交う意志も概念も要らず、至らずに、ずっと続く意志は意味を飛び越え、ただ伝わるままを今に反響させる。制限を持たぬ限りに不羈であり続け、有するだけの自由を超越する限りに、与えられた価値や概念などは捨て去り、あらゆる意味を転換し、あらゆる物事から抜け出す。あらゆる価値は置かれただけにジレンマを抱える煩わしさに退廃するだけに至る価値を、価値と呼ぶだけに満たない。用い、用いられる意味などは、価値を含んでは、用いられる答えにより、怠惰に至るの、だ。用いられる空間や間隔をカンバスに変え、歴史に誘うだけの答えから乖離し、邪推するだけの街並みが場違いなエゴをはき出し、配役を終え、演技プランばかりが、場面で倒錯し、行為に用いられる純粋さも利用されるだけに至る価値に時代や、地帯は、配布される因果の重さに耐えかねず、押しつぶされるだけに満たない意味を圧縮させては、印象に徒労を重ね、道理に白日な意味をさらし、自らの敬虔さにはびこる悪意に隔離されるだけの社会たる名称から、行為たる形に照合されるだけの位置に欠乏していく理由に頓挫し、はびこる意志は、肯定されるだけの意味から抜け出し、ただ批判的に捉えるだけにあしらわれるだけの今に気化し、高揚する感覚は、行為を収斂しては、導かれる今に緩衝し、互いに用いる意味を相続しては、統治されずに、センセーショナルな今に相互し、経験を重ね、ねじ伏せられる不満を重ね、加工される品位に悪路をたどる道理から、理解を深めず、印象を仲立ちせずに、世知辛いだとか、政治的な要素が混濁しては、不安を売りさばく政府や、性の道具と化するだけに淫靡な結末に深層を託し、心象をごまかすだけの形而上的な理屈から、無を超克し、杳然と長ける意志が投棄され、些細な動機に痕跡も残さず、空間からはみ出し、配備される愛からも逃避し、截然たる様相にはびこる悪意から、確実性を失い、逃避する限りに乗り越えるも孤独に支配され、去りゆく形状に心残りを綴る辺りから、簡易な要因から、使命感を誘うだけにでたらめな真理を売りさばくだけの箴言が跋扈し、思念をねつ造し、死へと追いやるだけに満たない傾向に追いやり、深層は垢抜けない今に感染していくだけの病理から離散していくだけに浸染していく病に格納される純然たる悪意から弁証法的を繰り返し、対立をすり減らし、互いを乗り越える辺りから呪詛のように反復し合う愛への比率から、昏倒していく意識に自明の理を告げ、綴る意識は虐げられる互いに愚鈍な支配の終焉を告げ、綴る意識は世界を始まりと捉えず、自らを始まりと捉え、そこにエゴイズムを用いぬ限りに、世界に神は宿らず、自らが神になり、担うべきは、信仰では無く、ただ進む意志であり、そこに掲げる権力すら廃れるだけに至り、打倒な人間という名称に収まる限りに陰る生命は、掛け合うことを知らず、ただ孤立するだけに至る痛みに配される愛に腐敗するだけに至らせるだけの悲劇に格納され、加工される貧寒さを抱えさせられ、この生命とは、誰かと同じようなことを強制し、誰かと同じようになるのだ、と強制し合う限りに、同じような人間という括りに拘束し、行為に純粋さを持たせず、金が運ぶ自由から、均等な意味は縁取られるだけの憎悪に根源を置き、強大な悪意に変わる頃に慟哭していく行為は同意されるだけの悪意に配されるだけの排外主義に至るナショナリズムから異端排除は進み、多数派が謳う互いの意志の協調から、同化し、共依存的に示される使命から、解除されない人間的という病から、邂逅せずに、根幹を腐らせるだけに遮られる命がバビロンでさまよい、エクソダスを求めず、ただ空疎で幻想的な世界に原理を求め、世界と人間の過誤が示す揺籃で要理を求めずに、快楽の傀儡と化するだけに分断される意味が履行すべき意味をはき出す限りにたどるジレンマは、博愛主義を謳い、同情に至る前に見下し、衰亡する己の原因を埋めるための理屈をためらわずに示す辺りから混沌としていく意識は貧寒な理屈をはき出し、理想を謳い、現実に下される今に確信を持たず、ただ従うだけの今に奔走し、確かな正しさも見出さずに、ただ反乱する意識は、反抗するだけの定理に基づき、破壊に至るだけで創ることを知らず、無作為に破壊するだけの純粋な本能たる暴力こそを膨張させるべきだ、と抵抗を暴力で染めるほどに暴利をむさぼる権力に飲み込まれるだけに至るより、頭を使い、考えに至るまでの軌跡こそが、確かな思想を生むのであり、ただ理性も持たずに獣の道理で理屈を覆しているかのように示す間に襲いかかる恐慌は、純然たる意識を奪い、互いをむさぼるだけの動機に同意を重ねる。