昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

永劫との抱擁

貧しく楽しいのが孤独である。僕の気持ちも変わらないし、浮き足立つだけの街並みも悲しくうるさいし、カバンの中は空で、いつでも喜びや、リリカルな流動性や、生きる彼方のハーモニーに揺らぎ、理念や政策すら持たずに性質を無視し、真偽を破棄し、フリーダムを謳わずに、我ら、同じ動機など持たぬから、自由などを求めずに自然に互いを理解し、ゆるすゆるさぬ、と揺らぐだけに堕落するような無神経な支配や、顕示欲や、現在位置や、倦怠感なんかも不必要で、ゆうする理由に惑溺せずに、ささげるべき意味を捨て去るような今に救う神すら求めずに、ただ自ら選ぶことが、確かな理由に選択権すらいらず、他愛ない今に入り混じる意味にカテゴライズされるだけに逆撫でする怒りなどを散漫に撒き散らす資本主義的な怒りなどが誘う暴力を覆し、確かな意味は、今に宿らずも尊く、意味すらさりげなく行き過ぎ、ささやかな気持ちを今に流動させる。純然たる正しさは、正しい、として執り行われず、自分に用いる正しさも活用せず、誰かに求める正しさにも無く、ただ自然に執り行われる正しさだけが、あたかも正しいことのように、泰然と、なびく。根源は限界や原型を持たず、保つ必要すら無く、すがるだけに至らせる理由などを回避し、赤裸々に紡ぐ今に仰ぐ愛などが瞬く。乖離した身体からリベラルな情緒が生まれ、実体に消散されていく。人間たる名称は、まるで円環に滅びる由縁から戦争を巻き込み、生命を食しては、無謀で暴虐な遊びに耽る。いつかの矜持も顕示欲に変わり、名ばかりが先行し、確かな感覚を見失い、我々は、互いを傷つけるだけの金を捨て、原始に戻り、幻想と神を讃えるか?はたまた金を用い、すべてを欲で破壊し、単なる亡霊と化するか? どちらにも正しさは無く、ただ偏り求められる理由が現在に横行する意識も平静を保てず、短絡的な痛みに従属するだけのメランコリーから、酩酊するだけの猶予から封緘される手紙が伝える痕跡も夕立に消え去り、恬淡な自己から颯爽とくぐり抜ける曖昧さにマインドも偏執し、制限を用い、鮮明な動機から油然とわく心象から止めどなく暴走する理論的な邂逅から、途端に配備される愛も空っぽだね、と促す君の帰路も記号化され、ごうごうとうなり乱立する動機も鏡像段階を破棄する幼少期から、建設的な妄想を孕む思春期にしか聞こえない音から、公平さを謳うだけに行動は孤立し、透徹せずに、ただ理由を用い、渾然一体となる性同一的な交換され、投影される因果に隠語が混ざり、裏通りのアイロニーを現実的にはき出すだけの言葉が吐き出される間に隷属するだけの奴隷的な状態から配備されるマルクシズム的な憎悪の装甲が増し、健全な憎悪を売りさばく街並みが共産主義的狂騒へと投下され、資本主義たる巣に撃ちこまれるスカッドミサイルや、失われるだけの誤算の誤解を解くべく隠された陰惨さに配備される理論的な屈従から相互していく状態に掘削されるこころも汚いままでマニュアル化した構造的な経路から、乖離していく理解との対話から、始まる最もな乖離から、仮の自己とは、ここからの乖離に含まれるペルソナを用い、どれをも自分とは思わぬように示すことに梳かされていくこころから流されるままにしのぐ思いが配備されるままの原理を打ち壊し、ただ対象も解消されるだけに規模を用いずに、ただ統合されずに溶け合う道理に理屈を用いずに、症状を打ち砕き、空白を埋め尽くす迫害のジレンマや、明晰な判断を奪うだけのアイロニーが生み出す祝福も迫害を受け、投影される映像から、リアリティーは排除され、配備される今に邪推していくだけの苦境からセンチメンタリズムは、緩衝するだけに互いをたどり、ただ依存的に配される愛から、根幹を腐らせ、ただ曖昧に示す毎日に示されるだけの時系列に空間的な快適さを謳うだけの朦朧とした夏のジレンマから、関与していく道理に近接していく明朗な季節の轟音から、終世を巻き込んだペシミストたちの終末論的な末路から、間接していく動機に導くべく、この痛みをはき出すだけの破壊的な世界を世界と呼び込む辺りから、呼び覚ますべき自己すら皮肉にまみれ、自らのアイロニーにより、隘路を生み出し、心象を孤立するだけの孤独から生じて行く相似しない現実から、相違を求め、ただ悲観するだけの空間的な生業は、根底を飢渇するだけのムーブメントを生み出し、惰性な事実に響かぬ言葉を織り込み、濫觴していく発信源からゲノムは、他者からの開通を受け入れ、右傾化していくギミックや義務から、左傾化していくだけに堕落していくだけの怒りを媒体させ、あたかもエゴを生み出すだけの鏡となるような意味を生み出すだけの陰る思考から、中庸を保つべきだ、と惰性な真理を盾にし、嫌疑に至らずに、自ら求めることに偏り続けるだけに至る権利に演技し続けるだけに至る真偽から、真相は孤立しては、潸然と下る涙の記憶から、趨勢は帰路を求めず、ただ横溢するままに失われるままの意味に関わり、短絡的な高揚感を求めるだけに妄想を重ね、朦朧と伸縮するだけに排斥するだけに至るだけの恐れこそがいちばんの敵意を生み出すだけに至ることを知らず、無神経に収容するだけの理由から生み出される倫理などは、外観から生み出される憎悪により、引きこもるだけに至るこころを解き放すべく、同一性や同化などを求めずに、道化のままで互いを嗤うような世界に回帰するだけに生死を飛び越えた意志に逡巡する時間ほど無駄なものは無い、と儚く謳う。