昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

止まらず歌う思念

すれ違う因果ときらめく銀河みたいな街並みを着込んだ記憶から数億の記録を結ばせ、惨憺たる愛を吐き出す人工的な夜から帰趨していく真理も真実ももだえるままに咲き誇るだけの時代を引き裂き、最たる間に引き延ばされる意味を今につなげ、延々と肯定していく。虚偽を放つ楽園から蝉蛻し、演じるだけの過去から解き放たれ、生物的落伍から介する間にひれ伏す階級制を打ち砕くべき革命の鐘が鳴る原野に演繹していく時代的な暴力や、精神的な戦争とデカダンスの犬たちが吠え続ける原理的な醜状に達する囚人たちの解放の鳴き声が氾濫する夏の終わりや、現行に馳せる宛然に果てる景観や、恍惚と収斂される瞬間に去りゆく私も、区域や支配や経路を与えるだけの懐疑的な瞬間に折り重なる意味も、愁然と途端に帰還し、関する先々に形容を用いる出来事や、交互する状態に陥るだけの邂逅や陥る悔恨が寂寞に放たれ、悠揚迫らぬ態度で胎動を促す現実から性懲りも無く恒常性を用い、等位に果てるだけの現実に屈折させ、鬱積する真実から漏洩していく状態が加工され、照合されるだけに合わさる真実も、時を用い、引きずるだけの時間に利用される精神性からマゾヒズムを引きずり、簡単な浪費を執り行うだけに韜晦していく自己から孤立する意識に知り合う以前の自己から孤立していくだけの孤独感に簡易な正体を拡散していくだけに嘯くペルソナから階層を用いる心理を織り込んでいくだけの執念からねじ伏せられずに剪定される花の気持ちを歌う吟遊詩人たる私は思想などを用いずに、ただ俯瞰に羽化する現状を歌にし、前衛的な世が敗北感にうちひしがれる間にさまようだけに飛び交い、自らの浮遊感から感応していく状態に創造性を授け、惨憺たる様態に馳せるだけの憂鬱的な傷心から引き取る悶々とした死と隣り合わせの出来事から毎晩を寂寥たる慟哭につなげ、多雨にまみれる人生なのだ、と蛙歌う無機質な雨期から解析する真実も、信じるべき神を失ったテクノロジー的な肥大から、貧寒な時代を骸のように操るだけの傀儡政治からハーモニーは聞こえず、ただ苦しげな呼吸がどこまでもなびき、無垢な心情も無下にするだけに衰退する愛も好いた惚れたばかりが利己的に跋扈し、万端たる由縁も簡潔的に症状を固結させるだけに悪化する悪意が加速し、曖昧な自決を運ばせるだけの戦争的な幻想から敢行する意志などは、カタストロフを用い、自らの欠如を満たすべくエクソダスすべく空想を重ね、幻想を歌う風もどこに向かうも、この場からの孤独を歌うかのように互いを吹き付けるだけにいたわることを忘れ、支離滅裂な死地へと運び、スケープゴートしていく意識は一貫した主体を用い、習慣的な配役で終えるだけの日々です、と諦観するだけに締結する移行から、淫靡な結末は知性を持たず、ただ汚染される日々に激情をスクロールさせるようなささやかさからもほど遠いような痛みに陰鬱な症状は渇するだけの愛に観念を打ち付け、その思いを磔にするだけに配される間に数字から近似していくだけの印象から、引火する種火を用いる怒りから、簡素な理由は爆薬を化し、何もかもを破壊し尽くすようなニヒリズムに陥る、混生する意識も、刃向かうだけの現実からの逃走をもくろみ、問答する意識が引き出す答えも、ただ占領的な答えに敵意をまぶし、誰かを奪うだけの戦争から、相続していく価値や資産が五月蠅くつきまとうから、この生命は愚鈍なままで本質も掴めず、ただあきらめ動かされることを、あたかも自ら選び、自ら突き進んでいるかのように示すことに置かれる事実を装填していくリボルバーたる自己が撃つ破壊の歌から、音域は死に至り、健忘するだけの浪費的な数字から、真理はただ謳われる神により支配され、打ち付けられた神話により操作される概念にすべてを売ったのだ。「外延に配される憎悪からシンクロする事実が雁首を揃え、素粒子の海に出かけ、満身創痍な宇宙と信号を交換し、緩和する状態に無残な原料をコギトに配し、昔話を定期購読し、満足に至るような輩が謳い出す事実に従えば尊し、と謳うルサンチマンから、屈折したものを自体を社会など、と呼びつけ、その社会たるものの中にすべてを押し込み、くさいものにはふたをする的なマジックを今に唱えた。」君は季節を屈折させ、自己のラビリンスに統監され、保護色にあふれ乱立する空気にウイルスをまき散らし、沈積する理由がゲートに変わり、そこを通るべく階級や、試練などが突きつける名前を背負わされるだけに世紀的な根源を引きずるだけで、損なうだけの存在や理由に支配される気配から緊縛されるだけの自己を孤立させるだけに孤独感で麻痺していく存在などに位置づけるべき意味すらも、逸するだけに消えるだけの自己に存在を突きつける以前に、この要因に破裂するジレンマや、時代性などが整容させるだけの存在から損なうだけに朽ち果てるだけに至る言動から現前に捌ける要因から陰湿な時を超越し、印象に開ける事柄から、課せる理由が光速で帰還し、寛容な自己に帰り着くまでに至るような思いを駆け巡らせ、整然としていく自己からさえずる記憶を引き戻していく。