昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

創造的な青春

深まる季節に従属するなにものかの気配から、充填される悲しみから、論理から抜け出した後に疎外される形にひれ伏すだけの人間像から、形あるものの終焉から、周辺から乖離し、深まる理解から、加速していくだけに光りの速さよりも、改ざんしていくだけの苦悩と身体との結び目もほどけ、おどけるだけの経路を進み、十全たる予感に統合されるだけに本質とは、荘厳に消え去り、去りゆくままに過干渉していく身体から理解を剥ぎ取り、攪拌されるダレた身体から、誰の物でも無いエモーショナルな分別と侮蔑の合間から偶感が迫り、重なるだけの印象を形に変えるだけに淵源に馳せる思いは、空間的に乖離し、管理下に置かれる自己を惜別しては、寂寞に帰結する陰湿な心象のぬかるみにはまるだけに堅持するプライドとオプティミストの密度から、空疎な快楽が受胎告知するような旋律を踏みにじるような夜明けから、銀河系の経路を片すだけにセンセーショナルな後が、空の青と混ざり、吐血を繰り返す偶像から、交換される心情から逃避行を繰り返す大量流出していく過去の顔やらが躍動し、やけどした肌や、愚鈍な感情に冷酷な支配を告げるだけの独裁者の出現から、加算されるだけの論理に響く答えも無く、ただずけずけと迫るだけの論理に打ちのめされることに重点を置くような闘争から歪んだ思想は、かじかんだ肌を露出する侏儒たちの傾向や、感官を嬲るだけに彩る価値観の消失から、生命的な語源をたぐる輪唱と神話の無気力な交換から、この命は鬱積するだけの苦悩に運命を諧謔に変えるべく、この心象に果てるだけの漏出を受け入れ、契合されるだけの儀式的な苦悩から形あるものは悶絶し、形あるままに騙るだけの誰かの理念に従うことを理性と呼ぶ頃には、固執していくだけの状態に孤絶していくだけに浮き彫りにされる苦しみの波形迫る狭い価値から加算される動機は鬱々とした苦悩を問いに変え、悶絶する脳内で再生される過去に対して今の反省を続ける限りに、進むべき経路も見出せずに、ただもみくちゃにされる苦悩の中で吹きだまりになる黒い血が、血管を通らずに凝固する脳内で再生される出来事に僥倖すらなく、ただ頓挫し続けるだけに鬱積し耽る苦悩から濫觴していく動機が破壊的な論理を携え、対面していく自己との対話すらままならずに、運命と共に散り行く定めだ、と帰路を絶った後の君の轍を応用する精神分析から、かみしめる民話から、加算される原理に止血すべき全体主義の衆愚と傀儡政治の暴走から、反逆する革命すら死に絶えた利権だけの国で空だきされる苦しみから、唾棄されるべき怒りも、収拾する先々に蝉蛻すべき自己すら一貫した死体的で幽霊的な今に瀰漫する不満足すら、俗世の折檻から感性を奪われるだけの経済大国たる陰気なシステムから、似姿を磔にする限りに誰もかもが犠牲になるような深層から、心象は孤立する悠然さから、逆撫でする怒りへと移行していく限りに可能世界は、超然としたルサンチマンの怪物を作り出し、ファシズムが促す超民族主義を生み出し、国家たる骨格すら食いつぶすだけに朽ち果てるだけを曖昧に固結させるだけに固執していく精神からウジ虫が湧き、猥雑な思念は、歪んだ思想を生み出すだけに暴力の虜と化し、統制させることを目的に国家的な暴力装置は、拘泥していく現前へと消費していく形に価値を見出せず、ただあらがい、あがなうだけの形に価値を見出し、はみ出すだけの戦争機械へと純利益を捧げながら、健気な戦争的なプロセスへと移送される根源は、現前に蔓延る悪意を創造主として、主体を神に捧げる限りに掲げる聖戦から、選出される自己を捨てる儀式から、きよめはらいを終えた分裂的な自己が国家から孤立する限りに、個人は喪失し、ただ国家たるものだけが強固なものに変わり、ただ戦争へと移送される分裂的な自分を離人的に傍観する限りに執り行われる儀式に善悪は成否を失い、その合間に生み出される費用にばかり意識が行くことにすり替えられる物事から、価値は操作されるだけに至る。「雷降り注ぐ原野に、たった一人の人間すら居なくなるまでの闘争の合間から精神的な経路を渡る聖人は、自己を磔にし、はじめての神として背いて、欺瞞を遮り、満足におぼれず、たった一人ではじめた今から定める意味が、世界を救うことに置かれる行為から文言を放ち、ただ一人の犠牲から、歪んだ世界が形成され、たったひとつの些細な出来事から、データは消滅し、世界が隠滅に至るまでの争いへと転じていく。」はじまりの神は、何を超えよう、と今に至った経路にはぐくむべき愛をこぼしたのか?何を知ろうと、その先に置かれる自己を磔にし、苦しみにたゆむ現状に自己を放置したのか?争いは激化する昨今に吉日すらも訪れず、ただ傷口が広がるばかりだ、とまかり通るべき理由も、偽装されるだけに鬱血する今の血だまりをつぶすようなミサイルが降り注ぐ今に、何を幸せと呼ぶのか、と幸せなどは、ただの時代遅れの産物であり、神もまたそれに然り。抗うべきは、人間たるものにあり、備えるべきは、その人間から抜け出すべき大いなる知である。知こそが偏るものこそを飛び越え、隔てるものを撃ち抜く拳銃に変わる武器になるのだ。ただの一人をも救えないのが正義であり、ただの一人をも穢さぬのが、悪である。はじまりに交わるのは、ただひとつの非であり、卑屈な反意は不必要であり、反意とは、誠実である限りに善悪無く是非無くまっすぐである。