昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

乖離する神

損なうだけの風をなぞる季節も贋物で氾濫し、結ばれる思いも、混同していく過程に吸い込まれ、一巡する未来に偶像を突き刺し、関連していくほどに連動し、奪い合うだけにずれ合う時に引き合わされる思いも、印象にとろけ、溶け合うほどに撫で落ちる胸の中で散漫になる思いは、詩的な愚行を携え、安易な永遠へと引き取られる思いは、咎められ、届かぬ思いに放り込まれ、君の苦しみは意味を屠りながら、無意味になるような主観に空洞化していく思いは、支離滅裂な思いを掲げ、行いに焦げ付くような恋も、不毛な思いに転じ、現時点に翻すべき思いも、ほどけ、施されるほどに、補填される偶像へと移行し、この交換される本質も、いぶかるだけに裂ける思いから血があふれ、鏡像段階に反し、メランコリーに移行しては、分裂していく他者たる自己を傍観し続けるシステマティックな面影から、狂騒へと消え去る思いは、掲げられるほどに苦しみに至るだけの不文律にかきむしられ、階級的なものに帰り着き、苦しみに行き着く果ては、消えない思いを掲げるだけの競合へと倒錯していく自己と自己がぶつかり合い、終わらない倒錯へと移行する。その順繰り苦しむ過程に波形を生み出す苦しみの生みの親たるものが迫り、帰巣すべき今に近づいては、地殻変動していく精神的な過程から欠乏していく思いに生い茂る木々の森厳を保つべく、自然的な戒律だけに思想を埋め込み、ただ閉じる間にアイデンティティーすら持たずに、観点を奪い合う戦争から、還元される関連から思考はいっさいの理想を失い、思考停止に陥り、道理を埋め込まれ、与えられた罪により、罰を受けるだけに抑止される思いは、与えられた影響により、物事の強度を失い、競争に欠けていく思いは、結合されるだけに倒錯を生み出し、接続されるほどに、欠如を生み出し、結実する思いからはみ出る間に見出す思いも、緩和せずに、ただそぞろに促されるだけに即席な愛を横溢させ、死さえ昇る行き先に不安定な結合を施し、結束していく生命は、成層圏を越え、宇宙の観点を熱暴走させ、感応する自然的な乖離から、照合される行き先に安易な愛を摩擦させては、端的な思いを超していく思いが超越を目指し、ただ俯瞰を越える辺りから宇宙的な思想を手に入れ、踏破し続ける行き先に、不安なども無くなり、思うから考えは生まれ、応じるから答えはよじれ、君を苦しめるだけに至る愛惜に服従する結末に交互していく道理から、離間を生み出し、離れ合う過程は、関係的な離別を生み出し、倒錯するだけに交換される思いは高次に至らず、こじつけられるだけの行為に交換される思いは幽遠に果てるだけの私情を生み出し、熱望する思いから拘束されるだけの飢餓へと移行し、肯定すべき思いに至らず、幼気な道理に至らず、体系的な動機へと派生していく思いは、ただ複製されるだけの生産的な価値の家畜を生み出し、大量生産される同じ衣服で、同じ考えの者どもを生み出す至福へと移行していく人間たる悲劇から、簡素な理由は生み出され、はみ出さずに、ただはみ出す者の未来を奪おうと刈り取り、勝ち誇るような者が与える圧力などを思うから、苦しみは繰り上げられ、空間的な苦しみは次元と時間に逆らわずに、ただ従うだけに孤独を恐れるから、その領域で四の五の語り、死を恐れるあまりに、大胆であることを忘れ、生きることを恐れるあまりに、その場で膠着し、心ない何かに偏り、固執するだけに明け暮れる原理から、原始的な私情は本能をくすぐる快感の傀儡で終えるような日々に幸せなどを求め、斡旋される思いに旋回し、怖じ気づくほどに毒づく者を平気で生み出すのが、この世界と名付けられ、その場で押さえ込まれ、納められただけに、痛められる思いは、心ない何かを生み出し、ただ今を奪うだけに質感を求め、応じるほどに固執する動機はジレンマを生み出し、蔓延る悪意に転じ、成し遂げる何かをなじるだけに終え、眠れぬ夜を飛び越え、シフトチェンジしていくかけらに隅々に至らせる論理的な加減から、原理的なものを超越し、ハピネスを促す連中を倒錯させ、問う悪から、簡単な論理に超克していく苦しみから、君の見たい未来すら、利己的な支配を欲と卑賤さで買い取るだけの邪推から、浸透する死のにおいから、連立していく道理に喧噪は機械的に悶え、誰もが用いるものに支配され、内面的な偽装を企て、惰性な利権を囲いながら、倦怠感を促すだけの世界を世界として認識するだけの苦しみなどを受け取るだけを世界は世界として押しつけるだけに至らせるから、寡占されるだけの欲に独占される気持ちも、応用すべき理由を喪失し、質感を失い、ただ攻め入るだけの神に支配され、神は、神として名付けられただけに、孕むべき愛を忘れ、ただ創造され続けた痛みから乖離しては、理解を含まず、ただ複製されるだけの真理に生じる由縁に絡まる冒涜から、思想的なものに蝕むだけの戦争から、総じて本能的な凡庸さが攻め入るだけの昏倒を出迎え、完治しない苦悩にないがしろにした青春の経路をでたらめにつなげ、即席の自由を謳うほどに、補填される痛みの弾丸を放ち、即座にちりばめる意識が瀰漫し、不満足を謳う頃には、ことごとくは偽装され、豪壮な理由にリスクを重ね、裂傷を抱えては、欠けていく未来に合致すべき今も、定めるべき理由を喪失し、たださすらうだけに希望すら見失うのが、世界として名付けられた欠如に至る。