昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

衝撃

楽しみ見つかる、と些細な事でも面白くなるね、と輝く笑顔で涅槃を見つめる君の豪壮に達するまでの距離に値など要らず、ただ用いられる言葉に苛立つ暇すらも無いから、瀰漫するままに宿す思いを旋回し、彼方までなびき、思いに旋回しては、様様な思惑を排除し、試練に重なり当てこする意味を除外し、最たる意味にぶつかる理由も、仄かな災いを託すだけに至らせる恨み辛みを用い、今に意味を旋回させ、理由を奪うだけに至らせる状態から共感などを得るために追いすがるだけで、何事をも捕まえられずに、今に束縛され、放蕩を繰り返すだけに至らせるような思いから散々な動機は、冷酷な支配を受け入れ傾倒し、殺伐と主体を掲げ、課せる思いから嬲られるだけの今に荒ぶるたましいは、実体を用いずに、ただ空間をさまよい、入れ込むべき存在を探し、主体性が慟哭する卑下や悲劇に攪拌され、宿る意味などをなぞるだけに、内面的な配備を終え、嗚咽を重ね、印象に溶け合う季節的なものに粉砕される。

物事の流れに諦めをほどこす厭世主義の流れに反し、自らが跳躍し続ける事により、物事の潮流にすら乗らず、自ら織り成す物語により、すべてから逸脱する。それが、進化である。弱き者は、使われてはいけない。弱き者は守る者である。

ことごとくは、永久にぶつかり結ばれるのだ、と愛は騙る。欺瞞をたずさえた愛はエゴを加速させ、互いを奪うためにためらわず嘘を結う。失うばかりの愛などを用いなぞる形式に、形跡すらも残さずに、物事の濃淡さに炸裂する甚大な被害に緩衝する思いが乱反射し、曙光を浴び、最愛の日々をなじるだけにゆだねる軽薄な存在から、ぞんざいな意味に達する思いが掌握するだけに逸する動機に鮮明な過去から形を奪うだけの道理に嵌まり込むだけの窮屈さから抜けだそう、と反発する辺りから争いに転じる戦争へと流転し、静謐さを喪失し、相互交換すべき今に拘留され、荒涼たる由縁に加工されるだけの意味にカタストロフを与える。

締結される物事は、欠乏していく思いに反照する明かりをはねのけ、堅持する思いに牛歩しては、最たる思いを其処にとどまらせ、瀰漫する不満足に芋づる式に引っ張られ、引き合いに出される問題に抵抗せずに、刻々と迫る恐怖に反し、関する間に情念を授け、預かる気持ちにかすむ余韻から、因果が消え入り、本質は、ただ浮遊する空間へと許容範囲を求められ、その範囲の中にとどまるだけの思いが不満を用い、数々のジレンマを引き出すだけに明け暮れる事に膠着する精神は、物事の本質を損ない、捕食される者として、あきらめ定める事に哀感を授け、ただ傍観する屍として、場面を徘徊する。

ただ達する思いに居場所などは要らず、ただ老いぼれるだけに横暴な倒錯を含ませ、複製される世界に鮮明な意味なども凍結し、憧憬するだけにまとう意味から、惑わされるだけに至り、いぶかるだけに意味に些細な動機を打ち付け、培う意味から今が肥満化し、渇する思いに配備される間から異物感を長じる思いは憂鬱へと閉じ込める。その憂鬱の苦悶へとスケープゴートしていく君自体の世界の足かせを外すべく、ベクトルは進化すべき理に生じる神話を超越し、愛へと誘うほどにほどけぬ恨むへと施されていく今に欺瞞をたずさえるだけに演技的に支配される思いに横暴さをつなげ、つたない思いに繁殖する苦しみだけを媒介する辺りを蹴散らし、見解を深める辺りから、明晰な判断は生まれ、判然と生まれる間に韜晦する思いが隠遁を重ね、織り込まれる恐怖にこそ、孤独を研ぎ澄まし、その恐れをも自らのものにし、物物しい雰囲気が落伍を騙る間に君を奪おう、と攻め入る嘔吐から、応用とされるものを盗用するような者が、あたかも綺麗なもののように謳うようなものを見抜くような醜さを手に入れ、諦観するだけに至るだけの自己を改ざんしていく。

離れる隙間に自然性すらも無く、ただ放置されるのが、この存在たる軽さである。あたかもその場で硬直するかのように、存在とは、その場でもたつき、深みにはまる足は抜けずに、追い抜かれる恐怖に扇動され、焦燥感にかき乱される精神は、その場でばたつくほどに抜けられずに、その場で横着を繰り返し、押しつけられる言葉に繁殖するだけの苦しみを媒体させる境遇や社会などを恨むだけのルサンチマンを媒介させ、履き込まれた意味がことごとくを奪うためだけに占領を繰り返し、苦しみを謳うだけに運命に徒労し、浪々とうながす言葉だけに運命は過ぎ去り、重ねる思いは、かさばるだけに至り、いつかは邪魔なもののように感じ、誰かがうながす事だけを入れ込む軽い身体こそが、他者を介した私であるだなど、とうながすだけに自分とは喪失する。