昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

鈍色の街

数々のミューズが去った後がきらめく。午前の日の光りにさえぎられる感性が内心で砕けては、さまたげられる理由と重ねる感覚が永遠性を伝え、物事とは、関わるほどに強度が増し、瞬く間に交わり、確かな愛に変わり、関わるほどにその愛は、物事の確かさを伝え、追憶に重なり、抗う愛から恒久的に受け取りこじれる思いが歪んでは、手持ち無沙汰な精神が敬神に切り替え、傍らに避ける成否から、善悪は、元々の理由を投げ打ってまで、自身を喪失していく。孤独感が部屋に寂寞を運ぶ深夜、物音ひとつが、永遠を溜め込み、時間にたゆんでは、歯がゆい無知さを還元していくだけの堕落した欲望が不安を誘い、インタラクティブに重なり合う意味をかき乱し、短絡的な動機を迫害しては、惨憺を溜め込み、自らの罪にのたうちまわる苦しみが、悲劇元々に疎外され、巨大で退屈なキャピタリズムが促す真理や哲学こそが、空疎なものであり、空想だと嘆く以前に生まれたルサンチマンこそを翻す。恨む前とは、何もなく、何かを始めることや、始めろ、と強制されることすらなく、今に始まる以前の自分の永遠性を結ぶ。


ニーチェを超え出て空間をつかむ者になる。惰性で物事をかき乱す自らとの不和から敷衍し、失踪していく自らとの乖離から、理解を超越し、浸透する無意味さが唾棄する由縁を切り取り、無限性へと至る極みから、悠然ともつれ、平然ともつれるままを仰ぐ優雅さに触れ、偶然にも全容にまつわる悲劇を格納するロストテクノロジーから、逓減される人間性までの虚偽への距離に迫るペインと、プロパガンダが、苛烈な今を生み出し、堕落する思念が捻出する理由に黎明していく悩みの明け方から、晴れるまでの距離にもつれ、用いられる言葉に反し、敢行されるままの意志で突き抜けていく。


用いられる強制力に反し、抑止されない者だけが、正しさを知る。ただ用いられた概念は、いたずらに消費されるまやかしを見抜けず、懈怠し、堕落していくだけに、指定された答えに愚鈍に麻痺しては、様々な問題を、あらゆる観点から見られず、直視されるだけに答えは偏り、より良いものだ、などと見透かされ、見過ごす間に、答えとは、偏頗な者が支配するだけに至る権力を、どこまでも用い、問題の中で強制力を行使し、その場にとどまるように仕向けていく。


抵抗とは、あらゆる原理を乗り越え、君を純然たるものに変える。磨いても光らぬ者は、何事にも屈し、自らの考えを持たず、流され麻痺したままの精神で退屈を謳い、未熟なままで満足し、あるいは不満を謳い、変えられる不安を溜め込み、自らの意思を損ない、泰然的に物事を捉えられず、誰かが謳う理念に偏り、あたかも知恵を絞り、誰かになれるような感覚が、最もな自分を麻痺させ、誰かになることだけが、あたかも今を乗り越え、意味を与え、今に生きるかのように示す自由などは、誰かが作り与えた自由に過ぎず、今を過ごさず、ただ振りかざされるものになあなあになり、担うべきだ、と示されるだけに背負う義務に意味を重ね、必要なもののように思わされているだけに過ぎない。


偶然を謳う者が、色を塗りたくる。前衛的な吐血を施し、漫然と現れる月日を労らず、賭け事に乗じる術が、すべてを形成しているのだ、と呪うべき神は、敗退者が集める廃材の上にザイオンはあるのだ、とサバイバルしている生命が、偶然と愚行を重ねる若気の至りのあたりから野ざらしにされる風景が、風情を蓄え、猥雑なプラトニックが、短絡的な思いを今に投げ捨て、瀰漫する意味を不満足に変える運命的な偏りから明暗を分け、分け隔てる者が惰性に意味を吐き出し、確かなものとは、人間が吐き出すものである、などとうつつを抜かす間から屠られ、葬られる意志などが、本質を見失い、執行力ばかりが、物事を強制し、物々しい雰囲気へと変えては、レッテルを貼り、簡単なテロルを生み出し、端的な支配へと革命は各駅停車しながら、なよなよした女々しい精神をあらゆるところで形成させ、デカダンスを生み出し、歪曲する意思は、純然たるものを生み出せずに、偏り続けては、自らに対価を背負わせ、あらゆる義務化を終え、法が強制していくことを皮切りに、世界は密接した超監視を進め、排除を生み出し、広大な疎外を生み出す。除外されたら最後、超誇大妄想的な資本主義に飲まれ、純粋な意志など、すぐさま牛なれ、ただ偏る闘争を生み出し、あたかも逸脱するかのように、資本主義的な権力に利用されるだけに至るの、だ。