昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

等差と倒錯

この場を引き延ばす天使が攪乱する表現の惨禍で助走する運命が溶けて、欠乏する未来を延々と捉える先にあつらえる意味が飢渇し、奔走する意思が、今にも愚行を重ね、かかずらう今にうごめくシリアスな思想が、更迭する予言に破壊され、抽象的な運命をほころばせ、婉然に猛る運命が、所持する自堕落な過去から、酸鼻たる妄想から、修理される脳内に原始的な回路が生まれ、仮想現実や、ドーナツ化するこころの中の奴隷や、踊り疲れた過去たちが、暗い部屋に帰巣し、孤独を飼い慣らすころには、暗鬱な衝動が、妄想を現実に変え、呼応する事から、邪推する現在に朦朧としながら、しなびた過去や、こじれる後から時系列を愚鈍なものに変え、物物しい雰囲気に演じるだけの過去から、仮装するカオスに色とりどりの苦悩が、自己を重ね、慧眼に至らずに、ただ色眼鏡で見るだけに軽薄なものが自己を迫害し、自分自身が乖離し、そこに与えられる戒律に苦しむだけに住処を失うだの、と嘆く限りに陰る本質が偶像崇拝を重ね、自らを神として指定される義務に感覚を売りさばくころには、固定観念は監獄へと送り込まれ、感覚を喪失する限りに与えられぬ創造性にジレンマがため込まれ、温めるべき是非と、是認すべき意味や、認識したところで頓挫するような愚鈍な状態にレイシストどもは、弔うべき対象を持たずに、ただ闘うべき今に盗用を繰り返すだけの認可から、過信を生み出し、過誤を犯し、加配される病弊に苦しむだけに至る今に悪魔的な邪推や、受理される思いに被る今に前衛的なものが無くなり、善意的なものが敵意に変わるころに冷厳としたものがいぶかるだけの現用に託す意味などが、隔晩にため込む憎悪から、抗う思いのカタトニーや、悔悟をため込む収斂から、断続的な支配から、被るだけの痛みに焙煎されるシンドロームが老廃物をため込み、知らぬ間に腐りきる間に回路は壊され、弊害を生み出す合間にアレルギーを重ね、かさぶたになる思いを剥ぎ取ろう、と徒労を重ね、ギミックにもだえ、問題に淘汰される間に群像にとろける微粒子や、隠語を放つ鳥たちのロジカルな交差点や、教条に示す安易な答えをブロックする壁を作り出し、そこで人民を分け隔てる惰性な軋轢から、観点は階級的なものを齟齬させ、センテンスを失い、ただ知り行く定めとは、オプティミズムに支配され、芝居を重ね、互いを奪うために軽薄で機械的な闘争へと用いられる金銭的なテロリズムから、ロジカルなものは損なわれ、生じる由縁に憎悪だけが組み込まれ、心ない戦争へと倒錯していくだけの安易なプロセスから、転嫁していく怪異から、価値観は、偉観なものを捨て去り、ただ些細なものに廃れていくだけの安易さに兌換される価値観から、治外法権なものが迫り、近いものほど破壊されるに至るのが、この遺伝子的なものに組み込まれたプログラムであり、空虚さを蓄え、天元に果てるだけの道理が理性を保てず、用いられる規律により、破壊に至る限りに陰る本質は、万善に尽き、ただ孕む善意により、ため込む恨みが他面になびき、有する事の多面にはびこる悪意が、飽き足らぬ快楽の傀儡として、指定される意味に依存し、陰影に猛るエナジーが鋭利なものを備え、君の寝首を襲おう、ともくろむだけの暗いアナロジーから、絶滅をもくろむ品種的な攻撃から、あいまいなマインドに攻め入るファシズムが、やがて帝国主義的な様子から、警告を無視し、やがて超社会主義的なものに飛躍し、託された思いは、ただ国家に従うべく、是認すべき国家という魔法に鈍麻になるべく、ただ与えられる愛国心などが、あいまいな毎日に起動する運命を虐げるのだ的な左翼的な観念に還元される闘争などに倒錯するな、と疑うアナーキズムニヒリズムを蓄え、守るべきは、端的な伝統であり、敵意を持たずに、ただ中庸を保つべきだ、と保守的な考えから、勘ぐる思いが今に忍ばぬように、とブロッキングする自由を謳うだけに不自由になるような強固な個人主義的な嗚咽から、甘美なものを堪能するだけの耽美主義的な自堕落さに官憲は、猛烈な支配を下すべく、君の容易で安易なプロセスを破壊すべく、思想で工作し、あらゆる工面は今を罷免させるべく操作する意味に位置を与え、そこに下される罰により、妨げられるに満たないのだ、と汚く惰性なものが嗄声しているのを聞いては、滅ばぬように、まほろばに消える自らに位置や意味すら持たせずに、その場その場に現れる永遠に制度すら要らず、用いる事に規律すら要らないであるし、用いられる事に現れる法以前に、私は私が考える事を誰かに統治させるわけにはいかず、いけ好かぬから、といって、意味を履き違えるだけに至らせるような悪意に転じるわけもなく、ただ浪々と流れる果てに、流されるという観念すら持たずに、そこに関係する事に置かれるだけの意味に犯されるわけにもいかず、言い分けがましく今に剪定する意識の花が枯れるまでに彩る真実に猛るだけの意味が引き延ばされる事を拒否し、ことごとくに反する事に置かれる現実から魯鈍な相違を求めるだけの価値に関さず、我反する事に用いる原理すら、遠因に課せられる因子に偽装を執り行うだけに自らの独善的な惰性に巻き込まれるだけに、観点は齟齬し、反映すべき確かさも、監視の目から逃れるだけのメカニズムに倒錯する。