昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

読み解く先

 
 夕暮れにひずむ街並みに捉えるべきものも見出せずに、退嬰的な街角にひずむ紅蓮の夕暮れが、石楠花と踊り、無感情な猫たちがひるがえす不当な毎日におとずれる悲恋や、実情に敷衍する悲しみの互換から、悔悟をため込み、退廃的な濾過を執り行い、自らのギミックに敷衍するものから乾いていく感情が凍てつき、訝る言動に蔓延る日常の戦争から、剪定される草花の悲しみから、関与する先におとずれる超自然的な乖離から、懐疑的な日常に迫るニヒリズムに応答することごとくに旋律をたずさえ、遮られることなく驕る事も無く、怠慢な自己から、観点を疎外させるだけの些細な出来事に寂れる思いが誘導する先々に安易なものを生み出し、感情論的な疎外感から、回線を混濁させる日々の効率的な裏切りから、文明的な対価から、あげあしを取る事だけに集中する由縁から、日々の観点は壮大な理想を失い、ないがしろにする現在に卑劣な支配が襲いかかる。支配的なモノクロームに覆われ、においすらも失い、ただ白昼夢をさまよい、境目を用い、利用されるほどに観点を奪われる。機械的な道理が攻め入る意味から、干渉する現在に静謐な予感に切り取られる意味から、いびつな今に乱立していくものに指定されるだけの日々に生命の起源を奪われる。観点は、簡略化され、懐疑的なものをつなぐだけに自らの意図とは、反照するものへと徘徊していく思考が、乖離していく。育雛から放たれ、今に飛び交う意思が、端的な理由を損ない、さび付く思いが、確かな感触を損ない、そこかしこで恨み辛みを綴るだけに至る。痛みは、細分化され、痛むほどにファシズムが乱用され、流用されるものが、悪魔的なものに変わり、悪意を充填させる。ここから解体されるものから、媒体する意識に敗退するという意識をすり込み、廃れる現在に蔓延る悪意から、自らの悪魔は育て上げられ、惰性な意識に体系的なものが生まれ、差別化を続ける。

 機能的な街が生み出す管理的なものから、孤独感を濫觴させるような悲観的な季語から、忌憚なく降り続ける意思的な大雨たる内面的な慟哭から、動じることなく、今に敷衍していく思惟から、思念的な廃材を集め、切り取る現在に利己的な不満を促し、独占する道理から、動機は俯瞰的なものを奪い、ただ感覚的な支配の速度をすすめ、魯鈍な意思は、路地裏で交錯し、街が持つ流動する本質から、真実は、思念の中でファイナライズされ、俯瞰に攻め入る現時点から、原理的なものが概念の外観を破壊し、蓋然性を奪い、観点を疎外させ、配備する愛から、愛憎へと変化し、いつかは、憎悪だけを用い、物事の装甲を弱め、弱った夜から、卑劣な構造を作り上げ、作った体系から、退廃的なモジュールを作り上げ、成し遂げる後におとずれる意味の独裁者にガス室送りにされ、横暴な理念は、ただ今をカットアップし、互いを継ぎ接ぎにとめ合う場面から、吐血を繰り返し、倦怠感をため込み、離別する思想から、利便性を謳うだけの現在に対価を求めるほどに退化するのが精神だとか、精神分析的な分離から、定理は損なわれ、幼少期からのトラウマや、幼少期からのものよりも、今におとずれる事に相対するだけに退行する意識的な幼児退行から、退嬰的な意志に貫通すべき対象とするような事から放たれるべき是非へと進化すべく、幼少期から抱えたものなどは、今に影響を落とさず、ただ対価として用いる他者から、引き出す欲望が、今に匂い立ち、互いを否定し合う事から、関係は、摩擦を繰り返し、互いを接続すべき愛も、いつかは離れ離れになり、ただ用いる子により、その場をとどめる事も、愛なのか、と加算される原因に放たれる理由などは、理由にもならず、用いられる分断から、蔓延る悪意から、交わる愛から、はたまた、自らを鼓舞する創造から、成層圏を突きぬけるような製造から、生産的な世界や社会から逸脱し、一過性の事実に鬱血する現在に卑劣なものや、保冷され、遮る事柄を永久的に凍らせ、物事に磔にする事や、枯淡の境地に至り、狂気を用い、ため込む意思が敢然として闘うべきあなたへと闘志剥き出しにしては、様々な思惑に反し、かかずらう言動から、反比例していく意識からエクソダスし、延々と永遠へと引きずられる原理の終わりから、原子の終わりへと引きずり困れ、悲観する事すらも無く、ただ宇宙空間の外に放たれ、永遠の闇へと消え去るまでの奇跡や、よろこびを解き放ち、時は花のように開花し、改善される先に用いる言葉も、幸福を克服し、ただささやく事から、あいまいな間に愛を生み出し、用いる愛よりも、この場に境目も持たずに、モラルすら謳わずに、自らを読み解く。