昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

交わる記憶


 ただ何事にも抑圧されずに、劇的であれと語る。完全性を求めるだけに成立する形態に収まるだけの全体主義的に停滞する偶像たちの黙示録や、昏倒する意識に蔓延る悪意に十全とした崇拝から、配される記憶に信仰心を植え付け、奪い合う善悪から、放たれる欺瞞や、偽装される真理にもとづくセオリーに媒体する瞬間に空疎な物事を感傷的に至らせるだけの悲劇的な昏倒から、憂鬱のコードに比するだけの価値に陥るだけの悲劇に敷衍していく意味合いが帰巣し、たちまちに結ばれる愛などは、どれも、出来合の真実や、普遍性に混ざり合い、制度を用い、奪い合う原理に恒常的な腐敗から、負担する税に関連する状況に強要されるだけの鍵や、飢渇する重労働から、宿す現前に対価を求めるだけの愚弄から、有する形に疑念を用いずに、ただ従い、誰もが、この空間の中で正しくあろうとする限りに悪意は無くならずに、ただ誰かを羨み妬むだけのルサンチマンを生み出し、奪い合う原因から逃れられずに、ただその場に居座るだけに異物感をたずさえ、浪費するだけの真理に心因は攪拌され、反する間に用いられる流動性に、本質は、ただ邪推し、流されるだけに至るような痛みに浸透していく動機から逸脱できずに、時間論にとどまり、浪費する信念は、ただ兌換されるだけの価値を追いかけるだけに抱えたものは、得るものに対比されるだけの関連性に還元される事だけを愛と呼び、あらゆるものは、相似する価値の中で偽装されるだけの真実に寂れ、定めを失い、用いる原理により、露骨な支配を受け入れ、傾倒していくだけに至る思考は、行為を一辺倒なもので埋め尽くし、ただ直視する事を恐れ、応じる答えにこじれていく関係から、いたずらに過ぎ去る偶像から、誘導される真意に、心因は膠着し、行為に基づき、おとずれる意味合いに疲憊し、自らの価値を見失う。

用いられる言葉が流用され、心ない狩りが住まいを奪い合い、安定を謳うコマーシャリズムや、プロパガンダを促すメディアや、街宣車が現在を否定的に包み、嘯く原理から、革命へと至らずに、位置づけられるだけの名前を背負い、意味を数字に変え、真実を見失い、みすみす取り逃がす原因から、兼用されるだけの意図に偽装される真理が迫り、制圧されるだけの自己の力を見失い、ただ従うほどに引き合う原理は、悲観し続けるだけに至り、つたない意味に生じる軋轢に苦しみ、孤独に苛まれるだけに至るような弱さに敷衍していく憂鬱を飛び越えるべく、ベクトルをすべての静寂に明け渡し、制する事に力は抑圧されず、ただ静かなところから確かな意味は敷衍し、普遍的な情事に迫る端的な支配から抜け出し、自らの考えだけが、このかじかむ思いは、かぶれるだけの自己を超越し、厭世観に長けるだけのデカダンな思いを超越し、健全さを謳うだけの欺瞞や、偽装される真偽に用いられる善悪の是非や、是認するほどに、自らの考えを失い、ただ互いを咎め、流されるだけに至る犠牲的なさえずりや、見損ない、見限る先に生み出される運命や、運動的な対立から、緩衝していく現在に固執していくだけの誘引から、映像的な敗者として、感応する主観に疑問を投げかけずに、ただ否定的に至り、批判的に乗り越えずに、批難を繰り返すルサンチマンを打ち砕き、自らを罵り卑下する事を止めて、制する辺りに反し、この命が姑息なものを打ち砕き、ただ達するままに愛される事を求めるよりも、ただ与えられる愛に気づかぬほどに、愚鈍な無垢さを忘れずに、最たる原因にたどり着き、ただ達する力に汎用されるだけの普遍性を取り除き、憎悪を引き出すだけの反復や、搬送されるゲリラたちが斡旋し、攻め入る世界から乖離し、眼前に迫る悠遠さに陰惨なものが価値を当てこすり、あいまいなものでマインドを支配するだけに毎日は、用いる快楽から、持つことへの嫉視や、侵蝕していく心象に蔓延る悪意に迫る欺瞞や、空間に迫る偶像や、屈辱の後や、継続していくほどに強度を増し、間違いを改めるよりも、新たなものを作り出す限りに、創造性は続き、続々と生まれる現在に関し、受け入れるよりも、契合するよりも、継続する事により、ただ用いる個人などを飛び越え、人間などから、超越し、自らに帰り着くよりも、自らを包括する周囲を世界として認識しもせずに、自らの思想へと帰り着く辺りに、支配の意味すら無くなるまで続ける意志だけが、力がなんたるかを知る。