昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

極まるもの


 歯がゆい理想が若人を覆う。銀河に切断された意識が、宇宙という概念を捨て、ただ用いられる言葉を暗記するだけの正義へと移送され、厭わしい思いを掻き乱すだけの愚論が、構造的な排除を伝え、宇宙が形成されては、意識的なのものが放出され、扇状にひしめく始まりとの交わりが、利己的に執り行われ、統合されるだけの意識は、意識の全貌に長けるもののエゴに交わり、果たす意味だけに収斂されるものに執念を伝え、ただ、ねじ伏せられるだけの意識は、定理に汚され、擁護されるだけに肉迫し、意識的な迫害から、背徳を伝い、怠慢な身体を捨て去り、ただ意識下に現れるものとの対立を続け、用いられる物質を数えるだけの因果から切断され、接続される意識的な敗残から引き取る可能性だけを頼りに、作り上げられた空間で理想的に混血されていく苛むだけの人間的な愚弄から乖離し、理解を含まずに、引き取る間に用いられる説明だけが、基礎や、理想をうたい、用いる事柄に理不尽なものを突きつけ、外から用いられるものだけが、空間内部での正しい事なのだ、と恒常的な愚行を綴るだけの他者から借りた意識的な借り物から懐疑的なものを乖離させ、ガイダンスに従い、思想的なダンスを行い、横行する意識的な疲憊から、貧寒な意識が、限界を伝え、つくづくに迫る疑問から、擬態化していく意識は、短絡的な政治性へと移行し、ナショナリズムを形成し、偏った思想の傀儡として、怒りを用いるだけの理想は、利口とは言えず、大義を持たずに、意識の傀儡として、疑問から乖離し、理解を含まずに、複製されるだけの 『真実に偏り、無神経な意識が、カタトニーに変わり、代わる代わる迫る意思は、宇宙的な表面にとどまり、終わりや、果てを求めるだけに至るだけの疑問から、膨らみ続ける先は、そこには無く、自らが立つ、いまここだけが、始まりであり、終わりで、そこに立ち尽くそうが、進もうが、自らが立つそこには、座標軸を混在させ、意識の標記を突き刺し、追加される思いに乖離していく空間に引っ張り合う意識の表面張力や、面が生み出す飢えから、数学的な磔に至るような経路から、安易なデータに掻き乱される心身の膠着状態から、偶像を生み出し、空疎な答えへと諦観していく』 終わりに迫る段落から、無神経な者がせき止めるだけの現象的な体たらくから、負担するだけの交差から、開示されるだけの告白から、透過される意識的な譜面に描く新たな音符から、嗚咽を重ね、解除される悲しみは、思うだけに用いる悲しみを倍増させるだけに至るような倫理を藻屑に変えるべく、ベクトルを怒りに捧げるような人海戦術からでは、何も変える事はできずに、変えようとする意識の驕りから倒錯する意識は、問い質されるだけの意識の表面で、強固なものに変わり、同化するだけの意識は、模倣を求め、普遍的な外観をたどり、空疎な理想を重ね、関連する状態に連動し、連想するものとの乖離を続け、介在する先々で乖離していく意識は、フォーマットされ、本質を損ない、そこかしこで偏執していくだけの意識に指定される義務に偶像をため込み、あらゆる空想が、猜疑心を生み、新たな破壊を生むころに用いられるものにより、自らを破壊するだけのニヒリズムに浸る幻想から、効率だけを求める不潔な普遍性が、縁をうたい、ただ物質へと引き込まれ、悲観するだけの管理下に置かれた感情を捨てた動物も、やがて暴徒化するだけに至るから、と撃ちこむ麻酔剤が、麻痺させる脳内に、「考えを放棄し、勘ぐる事を止め、機械的に生き、しあわせだ、と思い込み、打算せずに、与えられたもので、与えられた分だけの満足を受け入れ、ただ、それをしあわせのように、噛みしめるのだ。」 とうながす支配的な論理に籠城していく意識的な背反から、破壊的な論理へと朗唱される無神経な制圧から、整容される時折に織り込まれる事柄が往復し、複製されるだけの真実に抑圧され、要する言葉に、こじれる後から、利己的なものが、支配を加速させ、独裁政治へと至り、社会主義的な衆愚として、監視を強化し、誰をも許さず、誰をも恨むのだと市民が、秘密警察化し、密告する社会こそが、社会を守るための理想なのであり、マイノリティーな意見を崇拝しはじめた途端に用いられた市民革命から、格納された普遍性が、もっともな兵器として利用されるだけに至り、マジョリティーな意見が拘束する論理を確証できるほどの答えも無く、ただ補填されるだけの動機に道理を埋め込み、夢のような理想のように持ち上げる事から、普遍性すらもゆがみ、ただ有効とされるだけの法理に屠られるだけの理想は、帰巣する場所を失ったと嘆き悲しみ、この今あるもの、すべてを愛し極める事もせずに、空間すべてを愛し求めるだけに走り、ただ悲嘆に暮れるだけに至るような嗚咽に騙されるだけの観念が、関係を求め、用いられるものに支配されるだけのジレンマにおとずれる境域に、狂気か?悲しみかを充填するだけに自らを損なうだけに至る不安とは、連鎖し、対立するだけの自己と標記との間に距離を生み出し、本質へと帰れないようにする事を目的に備わる国家などが、邪魔なの、だ。ただ、人間から飛躍し、人間を超え出た辺りに備わる意識だけが、退嬰的なものや、体系的なものを排除し、誰もが、誰かの足を引っ張らずに、逼迫する現在を飛び越えるために、自らを強調する事を覚える限りに、何かで囲い、何かで加工するだけの世界を世界として認識せずに、自ら選び、自ら考える事だけが、創造性を生み、あらゆるものを超越する。