昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

夜に補完されるもの


 脆くも崩れ去る動機が、現前で解け、理由を砕いては、飢渇する意味や、位置的な外向性を被害妄想で包み、遠因に解ける物事が、誇示する先々で、現実を偏執させ、信仰する意識が、肯定的な意味を負担しては、前衛的な途端にくじける思いが拗れ、行為そのものを補正し続けるだけに、つたない意識は、言い分けがましい現象へと偏執し、根幹を腐らせ、草臥れた午後を堪能し、納期される瞬間に現れる無意味さに抱擁され、根源に潜む、蝕むだけの互換性から、契合されるだけの陰鬱な現実や、ゲノムに隠された秘密に結ばれる原理的な豊穣から、真理は、元々の正義を見失い、ないがしろにする思いに縫合されるだけの権利や、うやむやにされ、牽引されるだけに、些細な出来事につなげられる記憶装置や、草原でふさぎ込む羊飼いのレクイエムが鳴り響く語源的な官能性から、性悪説や、井蛙な者が嘆じる能動的な補完から、感情論的な砂漠へと倒錯し、投影される原理や、賑わうネオン街で緩衝する意味が罪深い原理へと齟齬していき、行き交う意思は、静謐な動機をなあなあに変え、映じるものが、時計と混ざり合い、肉欲に羽化する夜光虫たちや、火傷した対象へと伝わる相違から、英雄視されるだけに、体系的なものの正義に入り交じる権力へと倒錯し、アクセスされる物事に、悪性のウイルスをばらまき、病へと引きずり込まれる大地への依存度や、印象的な悔悟に解ける冷厳たる装いから、悠揚な時に広がる下世話なものを消し去るような、夕焼けの雄大さや、夏の終わりにさかのぼる原理的な排除から、背徳を浮かび上がらせ、配膳されるだけの記憶をむさぼる餓鬼どもの私腹を肥やすだけの婚姻が、エンゲージリングで対象を拘束する辺りから、ジレンマは肥大し、被害者意識を蓄え、枠組みに配されるだけの愛に時間は、元々の完全性を用い、物事を、時間の中で倒錯させ、錯雑とした観念に、終わりも無く、ただ暗い闇へと卑屈に終えるだけの陥穽から、うめき声がなびき、有する価値とは、止めどない喪失感を蓄え、幽遠に砕ける時折に織り込まれる夢や、幽遠に弾ける冷笑主義から、感応するものが、問題を突き破り、ハートフルな街並みへと閉塞的な思いが、老いぼれる以前に、収奪されるだけの感受性が、性欲へと巻き込まれ、自己顕示欲へと引き込まれ、支配的に処理するだけの快楽から、陥落するだけの精神性に、制約を済ませ、地獄へと引き込まれる由縁が、ふさぎ込んでは、広域にひしめく余韻に堕落する言葉が、私が、私を破壊し、凍てつく思いが、封緘され、陥る先に手紙を授ける。中性的な余韻にひしめく中性子の終わりから、原始的なリロードを終え、高慢な意識に還元されるだけの差異から、求められる事におとずれる言葉が行為を具現化するだけに、解消されるだけに屠られる精神が、軽薄な理論を拗れ、聡明さを損ない、ドメスティックなものを抱え、がんじがらめになり、担うべき意味も、今に廃棄処分にされ、用いられるものとは、立場を用い、物事を翻らせずに、悲観するばかりに、物事は、コード化し、悶える隙間におとずれる自らの擦れから、ジレンマが生まれ、試練を与え、あらがう意志は、ほしがるだけに、補完される意志へと交換される苦しみへと、厭うだけの怠慢な身体に互換される精神に肥大する苦悩に厭わしいものを掲げ、加算されるだけに、舞い込む痛みが、悲観するだけに最たるものを祭壇に祭り上げ、裁断される意識が、愛すらも失い、引きこもる意識は、居心地の悪い場面に異物感を抱え、加算されるだけの原理に損なう意味から、痛みは増していき、邁進すべき意識は、ただ快楽へと移行していく意識に執念を与え、弛む現実や、悲観するだけの苦悩に能動していくだけの快楽の傀儡として、明晰な意味を損なう。あてがわれるだけの意志は、悲観するだけに擦れ違い、ナーバスなものを抱える。ただ、空疎な夜に補完されるものが、おののく意思を、少しでも先に進ませ、世代間や、現実などに攻め入られずに、苛立つ意思に虐げられずに、史観を超越し、原理から超越し、淵源に果てる意思が根源を損ない、退廃的な理論に宴を開演させ、懐疑的な日常に不安感を捧げるだけに、怠慢なものを儚さですなどり、綴る意識は、恋路を損ない、退嬰的な理論や、横溢する主観にはびこる悪意や、ガンマ光線で汚された細胞が、とろける原因に解脱していく精神が、忌憚の無い意志で、堅実なロードを歩き、労働を捨て去り、最たる意志だけで、同化せずに、ただ己の意志だけで、根源を隠滅させ、この夜に徒労するものすら居らず、ただドラマチックに入り交じる過程に与える魔力で、すべてを昇華させる魔法を唱え、エゴを捨て、捨てるという意識すら捨て、思うという意志すら捨て去る。