昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

形を持たぬ愛

浅はかな意識は、儚いものを知らずに、知らされたものを、そのまま受け取り、強要されるものを、そのままが信じ込み、信心し、用いられたもの、不自然に融合し、互いの行為や、興味に響き渡るものが、隅々に反響し、鳴り響くものが、思いに振動を与え、共鳴していく先々に邂逅する愛が、歴史や、現実を捨て去った辺りから、ローカルなものや、ロートルな者が支配するあらすじや、削がれる観念を奪う政府が用いる取り分や、分裂した家庭が蝕まれた欠如から、接続される、血族的なものが、謳う差別的な原理が圧迫する現在に信仰を早める偶像崇拝が、浸透させる、形だけの神が、運命などを、左右させ、些細な動機が支配され、無関心な愛が、規制を早め、明晰な意識を疎外され、少数のものに、左右されるだけの原理が、言動や、行動を支配し、抑止された精神が、抑圧から放たれるべく、自由を用い、規律や、協調性を調教する黒々とした教育や、垂涎する権力の虜として、どやす現在に、しどろもどろな意識は、裁かれるだけの人種間戦争や、宗教戦争へと、疎外された、壮大な理論を用い、思想こそを破壊し、分け隔てるものが、惰性なままに促す代償を超越し、やがて飛び越えるほどに、高くなるような感覚などは、感じるだけに、満たないものや、汚いものに変化するだけに、ふさぎ込む自分を生み出すだけに至り、何が、あなたに接続され、甘いひとときや、憂鬱な何かや、感覚に伝わる以前に、汚い日々に色褪せる日々から、インモラルなものが跋扈し、物事のさじ加減が、物語に互換され、生命を躍動させ、洗われるこころが、世界に抱擁され、物事の確かさを伝い、追憶に比するものや、嫉妬ばかりで、何もかもを無駄にするだけに、動揺を綴る意識的な文学や、分断された大地に潜む秘密や、悲観するほどに、感覚は、損なわれ、今に惑乱し、幼いころに変換された、母体から給付された、愛が響き渡り、拘う意識を超越し、やがて溌剌とした意識が、静謐なものを伝い、憎しみを捨て去り、廃れた記憶を超越し、正解すら持たぬ世界に、唯一のメタファーを授け、毎日の空に名付けるものが、大気圏を超え、複製された真実を超えて、自らの純粋さに行き着く。パンデミックするものが、磔にされた午後を救う。全人類とは、耽溺する猿である、と欲望の権化や、根元を貪る動機を乗り越え、能動するだけの、純粋な意志が、健忘せずに、冒険を続け、つたないものを、手繰り寄せ、たなびく思いが、刹那を超え、汎用されるものに去り行き、刺激された論理から飛び立ち、たちまちに伝わるものが、排斥されるものが、ためらわずに、備わる領域から逸脱する勇敢な命が、注釈されずに、本心だけで、自らを書き換え、自らの未熟さを超えて、進化するのだ、とか言い放つ綺麗事にも、嫌気がさし、さらなる意識の跳躍とは、高い低いや、前後左右や、善悪をも飛び越えるべく、ベクトルは、配られたものや、予約され、要約されたことに支配されずに、差額を求め、便宜を図っては、拘泥し、耽溺するだけの、快楽原則から放たれ、用いられる自我から解き放たれ、時間や場所を持たぬ間柄に、触れ合う隙間に、色彩すらなく、愚かなままでも、抑圧されずに、用いられた自由を選ぶだけの堕落を演じるよりも、自らの意志で強調するものにが、前人未到なものをも超えることに置かれた距離や理由を捨て去り、つたない意識に迫る縁や、悲惨な現状を建設するほどに、自然なものは、疎外され、些細な出来事により、陥没したり、簡素なものに交わり、安易なものへと閉塞していき、逼迫するものが、破裂するに至る原理や、輪唱される嘘や、威張り散らし、いぶかるものや、物事を迷走させ、聡明なものを失い、掛け違えたものや、欠けた意識などに、確かな愛を配給し、拝金主義的な理想を疎外させ、世界とは、何事にも囲われずに、開ききることにより、単に受け入れるよりも、受け売りし、襲いかかる苦しみに軋むこころを、蝕むだけに、惰性なものや、堕落するままに、浸る原理や、容量不足だと、泣き叫ぶ原理に浸るだけの、剣呑な意識や、かさばるだけのものが、今をすなどり、生きにくくする。堅持する愛などは、愛に至らずに、独りよがりなものに至り、いぶかる思いが、いたずらな時に引き摺られ、絶え間ない痛みをすり込む得たものが、不安を授け、独創性を損なわさせる。