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時を乗り越える者

時間を超える意志的な現れ

夏の大三角形


 蝉の鳴き声は、夏の寝言、寝ぼけ眼で、昼下がりの幽遠を超える。自由とは、何にも囚われぬ心であり、自由である、と思う事すら邪魔である。ほんとは、そっと抱きしめれば、解決する事ばかりなのに、短絡的な欲望は、どこかに行きたい、と忙しく動き回り、自由を求める限りに、自由を奪われ、自由に拘束される事に、気が付きもしない。猫が爪たてたような、青に白い筋三本が浮遊している。夏は、比喩される事を毛嫌いし、さらなる深化を求める愛は、誓いを立てる事により、距離は遠ざかり、近づけるべく、求めるだけに至る。こぼれ落ちる夏の乳房に敷衍する行方は、弛む時折にひずむ由縁が、記憶を仄かな愛で縁取り、永遠を織り成す。互いに渡り合えず、相反するものが、値する、と名付けられ、問題をうやむやにし、蔑むだけに終える。夏は何か、絵に描いたように思えるだけで遠く、心身から離別していくように思える。意識は漂流し、どこにも行き着かず、さらなる深みへと沈み、高まる鼓動は、孤独の中で反響し、高さや低さを捨て、ステレオタイプな誤解から、悔悟を互換するだけの苦悩を取り外し、ただ自由に泳ぎまわり、さらなる深みへと交わる、永遠との互換だ。『泡沫の優美に沈む余韻とリンクし、隔てる時間や空間を超えて、ひずむ因果に別れを告げ、何事をも有さずに、ただある故に潜む由縁と遊ぶ。創造的なもの以外は、遊びの範疇にすら至らず、支払うべき義務に追われるだけである。』 葛藤する生命は、理由に揺すられ、義務から背反できずに、ただ従うだけに、生きる事の義務などを謳う。用いられた権利は、原理を損ない、世界に補うべきものを強制的に追い求め、狂奔し続ける意思は、誰かが追い求めるだけのものを、欲しがるだけの捕食者として、無駄なものをもあやめるのが、人間が、人間である事の愚かさなのだ、と促す者こそ、人間的なものに陥り、判断を誤り、破壊行為へと自らを至らせる。流音消える清流へとダイブする記憶は、流星を追いかけ、幻想的な輪唱を続け、綴る意識は、夏の定理へと結ばれ、確かな愛を謀り、対立し続ける暖気と冷気の間に緩慢な虫を無数に放ち、汎用されるだけの意図の洪水を泳ぐ高次の虫たちが、哲学的な猶予に解き放たれる論理的な構造へと構築される先々に生み出される権利を象徴として、神を製造するだけに至るような虚偽と偽品にあふれた品位の欠片もない、ペシミストルサンチマンの行列に並ばずに、ただ弾ける夏へと濫觴していく答えや個体から、あふれる意味がふれあい、夏の大三角形を作り出し、見上げる空は、齟齬する意識を、季節に封緘し、未来へと送り込む手紙を生み出し、君に届くころには、この愛は、儚く散り行く無謬なものへと拗れては、反証する先に求められるだけの答えに掻き乱される乖離した愛に理解を用い、モチーフとされる原理へと鬱積する意識的な悪を疎外させ、些細な出来事にからまる君の行為にもとづくセオリーを打ち砕くべく、私は、この場で立ち尽くし、立場も無く、哀れみを重ねる夏へと齟齬していく観念を捨て去り、最たるものを掴むべく、ベクトルは、宇宙を超え、意中の相手に届かせるべく、瀰漫し、反響する愛を、この全宇宙へとなびかせる。純白の思想は、考えを清廉させ、整容される思いの中で、関係するすべてを慟哭へと導き、ただ真っ白い私情は、刹那に輝きを放ち、異物感を取り除き、ロジカルな信条にそびえるものを解き放ち、ただ結ばれる過程に用いられる権利などに、牽引されずに、国家的な犠牲を取り除き、到達するところで、あらゆる論理を超える手立てになるような思考法を用い、統括されるだけに、精神的な麻痺や、栄進すべき一体感を用い、全体主義へと陥るだけの心ない言葉の波形を跳ね返し、誇大妄想と至るよりも、超巨大な心持ちで、こころもとないものを取り払い、はびこる悪意に迫る質感を探る。帆を上げ大海へと進む孤独な旅路に対比するものも無く、物事へと旋回していく意識的な嗚咽なびく不確かな孤独に迫る補完から、感情とは、囚われるものへと悲しみを増幅させ、恒常的な苦しみへと整容されるだけに終える価値観へと奔走し、はびこる悪意に現象的な崩壊を用い、物事が崩れ去るのは、当たり前のものであり、倦怠感を抱え、権威的な何かを毛嫌いし、俯瞰に迫る緩衝する愛こそが、悲劇的な何かを取り払う。君は、君が思う幸せを追求し、幸せとは、誰かに作られるものにあらず、自ら生み出す幸せだけを、求めるの、だ。いらぬ知識を増やしても、至らぬままの堅物で終わり、もがくほどに、実感するものも、魯鈍なままに交わり、果たす意味も、感覚を失い、今をさまよい、意味を無くしていく。