昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

傷痕


 物事に澱みを与えるだけのネガティブな亢進が綴る意識的な怨恨が、コード化され、呪縛するだけの感情に虐げられる主体へとからまる構造的な排斥から、群像へと解けるだけの感情が、解除を求め、短絡的な暴力へと陥るだけの隙間に現れる忿怒とあらがうべく、意識的な自由主義的なものを相互交換させるだけに、公序を求めるだけに明け暮れる草臥れた論理へと齟齬していくだけの論理から懸け離れ、はびこる倦厭から捻出されるだけの差異をまとい、たむろするだけの若人の意識に軟弱なものが蔓延り、孤独を知らずに、反吐が出るようなものへと蔓延していくだけの苦悩が唾棄するような諦観が迫り、感覚を奪い、邪推するだけに至らせる。血のにじむアスファルトに集合意識的な衆愚が歓喜を募らせ、奪い合う感覚から、低劣なものを演繹していくだけに、駆除されるだけの精悍なものが、問題を濾過せずに、路頭に迷うだけに至らせるような代償をもたらせるだけのキャピタリズムに横行する無神経な支配の経路や、回路を混濁させるだけに脳内に循環していく毒素や、憶測で物事を指し示すだけの命令から、横行する加速する支配の角度や、覚悟も無く、買いそびれる事を恐れるだけの恒常的な支配の論理から、硬質なものを損ない、脆弱なままの意識は、寂れるだけに浸るネガティブな願いや、施される悪意に転換されるだけに詐欺まがいの真理にもとづく擦れから、やましいものを軋轢に変え、苦みを帯び、受理する真偽にもとづくエゴを促すだけに浸る意味に位置づけるだけの陰鬱さを持ち込むだけの乖離した理解から、ほとばしるものが、歯止めも無く反響し、波濤に変わり、すべてを飲み込む辺りから、寛容さを損ない、見下し、憎しみ出す間から出し抜けるべく、溺愛すべきすべてを、すべてとして認識する以前に正当なものも無ければ、今に用いられるものなどは、重みを増し、持ち上げられるだけに浸る意味へと蟬蛻できずに、出来損ないのものを愛するべく、見下すだけの愛は、韜晦し、悔悟をため込み、ただ同情するだけに浸る愛へと解毒されるだけの自らのアイロニーを飼い慣らすだけに浸る現実へと齟齬するものを、正そう、と仕向けるだけに、愛とは、兌換されるだけの価値へと偏り、未熟なままの愛は、階段を踏み外し、のぼった分だけ転げ落ち、顛末に蔓延る悪意にため込む垂涎するだけの貪婪な欲動へと信仰していく意識的な受理から、需要を謳うほどに、魯鈍な愛へと偏るだけの欺瞞をため込み、ふさぎ込んだ命は、策略へと移動し、憩いを損ない、そこかしこで優越感をため込み、混同する意識は、修羅を歩み、憂鬱へと引き延ばされるだけの観念論的なテクノロジーの呪いや、抵抗するほどに、深みにはまり、蔓延る悪意へと衰亡していくだけの命と引き替えに、悪魔との契約を終え、警邏する意識的な官憲が示す権力的な粗暴さがファシズムを生み出し、絶え間ない抑圧へと至らせるほどに、権力とは、手が付けられなくなるまで暴走し、内部から腐り、腐ったものを吐き散らすだけに至る苦悩に気がつかずに、自ら毒される限りに過激になる支配の速度は、角度を持たず、そのすべてを覆い、絶え間ない暴力へと進行していくだけに至るような暴走する真理にもとづくエゴから、元々の精悍さを奪うだけの管理下への倒錯から、元の精神性や誠意のようなものは破綻に追いやられ、支配に邪魔なものは、排除するだけに至らせるような企みから、怠慢と慢心を抱えるエゴイズムの権化たる独裁者を出現させ、自らの邪魔になるものは、徹底して排除するに至らせるだけの過激さで、自らの欲望を埋めるだけに至るような快楽的な偏りから、懐疑的な何かを重ねるほどに、カタトニーに陥り、自らの意思を損ない、すぐ其処で傍観し、乖離していく心情は、空間的に排除された乖離した自己を傍観するだけに至らせるような悲劇的な空間で空気にすら触れられず、ただ無意識の中をさまよい、離人的なものを抱え、鍵となるものを損ない、大きな空虚さを抱え、ニヒリズムやペシミズムすら持たぬ満たされ無い感情すらも続かない意識的な虚空を堪能する事すらできない意識的な終焉を迎え、周辺に現れるエゴにすら気づかずに、ただ対象としてすら見抜けぬ、自らの暴走をとめられずに、権力へと移行していくだけのシステム的な自己が生み出す利己的な独占欲が侵攻し続け他者の世界との兼ね合いすらも求めず、ただ己のエゴイズムを加速させるだけに締結していく意識的な散漫から、用済みになったものは、その屍すら崇められずに、褒められもせずに、葬られもせず、ただ刹那に滅びた自己を傍観するだけに至る健忘するだけの今へと敷衍していく意識的な終わりを、永遠に傍観するだけに浸る意識との総和を終えずに、投影されるものすらも見えず、ただその場で愚答を重ね、不当なものを抱え、ただ不透明な今に錯乱するだけに終えるような恐怖から抜け出すべくベクトルは、天地を持たず、善悪にすがらず、伝わるままに摩耗するだけの受動的な何かで終えず、ただ企むだけに、何かを蹴落とす訳も無く、権利も持たず、権威に浸る訳も無く、わずらわしい今に策略を続ける訳も無く、悪も無く、分け隔て無く、ただ同情的に愛に浸る空疎な愛に至る事も無く、自らのリズムに悲観する事を肯定するような事も無く、めくるめく現れるものを、創造的に処理し、昇華させるだけに至る。