昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

夜に投げ込むダイナマイト


 全体主義の夜に交わるニヒリストの大群が、前衛的な夕日にとろけ、捏造される真理を侵攻し、死を捏造し、上級国民が謳う奴隷的な呪詛がなびく原理的な屍肉をむさぼる猛禽類たちが飛び交う都会から、乖離していく幽遠に響く自己中心的な愚弄から、緩衝していく世界との別離をよろこぶ限りに、私はバロック的な抵抗運動が忿怒を重ね、鍵穴に詰め込む憂鬱から、カタトニーへと至る旋律から、生態系を崩すほどの退行から、いびられる感情が、妊娠を重ね、懐疑的な論理に硬直していく夜は、憤懣を重ねるだけで、権力に荷担し、悔悟をため込み、悔悛せずに、乖離していく可能世界からの自己犠牲的な制圧から、井蛙なものが放つ性悪説から、制御不能な毎日に利便性を求め、悪態をつき、そぞろな意識の暗雲で全世界を覆うだけのペシミズムが流動し、本質を奪うだけに体系的なものに束縛され、粗暴な意志は、暴力的な思考へと定義を結び、定期的な痛みをハッキングする民は、自由を基礎に、何かを奪う事が、もっともな自由を誇張し、行為にもとづく全権を奪うべく、労働から放たれ、立場を悪逆なもので染め、聡明な時に備えるべき確かなものも、足かせに変わるだけに浸る現実にカーストを生み出し、衰亡していく意識から、定理を結ぶだけに報う価値から、カタストロフへと至り、いびつな観念へと齟齬していく意識的な終末論から、醜悪なものを大衆へとこじつけ、行為にもとづく恋々とした思いも、虐げられるだけに世界の背丈を奪い、細胞単位に放つ単調な日々に犠牲心をまき散らし、博徒と化するだけの民がうごめくシリアスな今朝に形成されるものも、誰かに束縛されるだけに、散漫な意識は、改善を求めずに、不備を謳い、不満を逆撫でし、かかずらうだけに至らせるような、このセンテンスにも、宣言を用い、鮮明なものを濁すだけの観念論へと付着するだけの正義を、犠牲心として捉え、途絶えずに続く意識は、綴る限りを解消させるだけに些細な出来事を砕身し、根幹を腐らせるだけに、制裁を続けるだけの法が、退嬰的なものを体系に、自らを有利に働かせぬように、存在する法ですらも、自らを守り、自らを誇張するために損害を与えるだけの悪に対抗すべく存在する力でさえも、今をさえぎり、軋轢を加えるだけに抑圧させるためだけに、ためらわず蔓延る悪意を欺瞞に変え、不満足を用い、慢性的な欲望を動かす機械として、希望は与えず、少しの快楽で脳内を麻痺させ、少々の罪は、快楽により、解体されるものだ、と怠惰な意識は、解体されるだけの心理にもとづく傲岸不遜なエゴの装置と化するだけの真偽にもとづく善悪に干渉するほどに、対象を見失い、誰彼かまわず恨み出すだけに奪われる権利は、嫌疑を用い、原理的なものを損ない、原因を解明できずに、回線を混濁させ、懐疑的な日常にちぐはぐな論理を用い、考えを奪うだけに至らせるだけの権利にもとづく原意を奪うだけの倒錯を繰り返し、退廃するだけに至る。完治しない苦悩は、納期される痛みに帰任するものを認可し、認識を深める限りに、深まる痛みに捕まり、つたない痛みは、退屈へと引き込まれ、悲観するだけに至り、いびつな痛みを抱え、もがくほどに、深みに嵌まり、抜け出せずに、研鑽されずに、慧眼を持たずに、ただ謀るだけの出来事へと倒錯していくだけに体系的なものに関わり、組織的なものに入り込み、身ぐるみを剥がれ、歯がゆい痛みを加速させ、蔓延る悪意を捏造していくほどに、つたない意識は、つらいものばかりをため込み、大義を失い、奪われるだけの安易なものへと束縛され、駆動する意識は、虐げられる意味と、思惟すらも無く、市街戦へと運ばれるだけの暴力的な本能は、理想を損ない、そこかしこに安易な範囲にもとづくだけの痛みへと加速し、演技を続け、誰もが、誰かを奪うためだけに機能するだけの世界を世界として認識するほどに、自らの世界とは、奪われる。奪い合うだけの原理にもとづく価値の家畜として、群像に施され、解ける意味へと形状を保つだけの規律や、法理や、数理などが、屈辱へと至らせ、至らぬ意味へと加工される欺瞞へと加速していく今に足かせを嵌められ、世界と一体化すべく、同じものを守り、同じ権利を謳うべきだ、と演技を続けるだけのプロセスに迫るプロパガンダが、普遍性を謳い、用いる自由により、強調される生産性へともとづくためだけに、欲望を支配し、買いそびれぬように、追わせるべき飴と鞭を利用し、領土を奪うために、世界をためらわずに奪うのが、資本主義的な原理であるし、変節すべき原理に備わる意味に反し、関する間に用いられるべき確かな愛も、利用させるためだけに備えるトラップであるし、金のためなら、何でもするような軽薄で軽佻浮薄な夜に形成される要理にもとづく厳正な審査などは、作られた真理にもとづくだけの魯鈍な金へと偏るだけに、勝ち誇るだけの欺瞞へともとづく意味を紐解くべく、同じ価値のあなぐらに住まうだけの価値の奴隷として生きるよりも、自由を謳い、ただ物事を捏造する浅薄な者として生きるよりも、獰猛なままで、何事にも陥らずに、短絡的な暴力に生きるよりも、革命に荷担し、権力へと偏るだけに至るだけの独裁者として生きるよりも、生きているようで、ゾンビ化するだけの日々を生きるよりも、ただよろこび跳ねるように、世界を世界として認識する以前に、私と、私としてよろこぶだけに至る今に浸る事すらもせずに、ただ互いを咎めるような理由や理屈すらも要らずに、至らぬままでも誇り高く、高次に至り、高尚へとたどり、ただ天空をスキップするような感覚は、永遠すらも捨て、つたないままでも、このままである事をよろこぶような創造だけが、互換され、交換されるほどに、昇華を続け、誰にも届かぬままに高揚し、自らの多幸感だけが、感覚すらも超える。