昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

神々しい愛


悲しみのようなものに攻め入られ、悲しみのようなものを父として捉え、権威的に攻め入られ、曇天へと変わる心が筋道を失い、今にさまよい、起源を失い、利己的な支配が定める位置へと強制的に磔にされ、新たな神として指定される意味を疑問視することすら罪に変えられ、課せられる意味に着せ替えられる意味に緩衝する愛も、短絡的な動機に奪われ、制限を用いられ、私は、選ぶ事すら不自由に思え、尊く思うよりも、遠くで散り行くものが、今に悶絶し、形跡も残さずに、今に期日を与え、奇跡を捉える以前に、今に苦しみ偽言へと誘われ、私は、どこから私では無くなるか?などと現を抜かすころには、混濁する意識は、ファシズムの犬として生きるだけに浸る痛みに分裂していく意思が表明するものに、表現は奪われ、失うものや、奪われるものの間で閉鎖的な感情に動作を与えるような等差を用い、重荷へと変えるだけの儀式的な交通から、構造的なものに攻め入られ、麻痺する感情に与える罪状や、錠剤などが降り注ぐ不利な実情に注ぎ込まれる観念から、捻出されるものは、意思をねじ曲げ、今に機関を生み出し、権力で操作し、倒錯させるだけに、錯雑としていく観念は、浮き沈みをくり返し、自らの干渉に耐えかねずに、観念もろとも破壊するだけに至るような痛みとの分裂から、分断される意思は、最後の瞬間に火花散る永遠へと偽装されるだけの関係に陥る今に軋轢を加え、殺伐とした意思は、貧寒なものや、悲観するだけに至らせるような偽装を施され、今に追考するものが、位置を求め、自堕落なものへと落とし込むだけに、陥る闇の深さに、のぞき込んだ己が混濁する様を傍観する私は、帰る位置を求めるほどに、帰ることに囚われ、意思を失い、ただ依存的に至らせるだけの問答から、昏倒していき、経緯を忘れ、軽減されない痛みに反証するもののアナグラムから、暗号化していく言葉を踏み外し、独創する真理や、制限を用いられ、今に季節を咎め、あいまいな途絶から、途端に解析される原理に了承されるものや、認識するものに複製されるだけの意識に互換されるものが崩壊していき、陰鬱なものを疎外させ、延命を続けるだけに、否定を続けるだけの精神が、敬神を続け、たちまちに苦しみは往復し、複製される真理を元手に、位置を決め込むだけに、衰亡を続け、みすぼらしい現在に来す意味が悪性の腫瘍と変わり、自身の内外を攻め入り、本質を破壊し続け、追憶に馳せるものが、煉獄へと引きずり、悲観する由縁にモーションを与え、恬淡な意思は、負荷を与えずに、発散される一切に愛を送り込み、あいまいな毎日に注がれるものが、危害を加える以前に死後を超越し、死を捏造し、汎称されるものに反し、個人的な幽愁に浸るよりも、揺動されずに、ただ自ら離れ、悔悟をため込むだけに、怠慢を用い、体外に果てる憎しみが宇宙空間を設立し、作られた空間は、個人的な憂鬱や、個人的な優越感を引き出すだけのカタストロフや、ペシミズムが嗚咽をくり返し、能動する意識が、習慣的な意思を引きずるだけに、引き取る意味を繁殖させるだけの理論を放棄し、配膳されるだけの意味を回帰させるだけの永遠性を飛び越え、さえずる意識が解説するものに調達される苦しみを超克し、怠慢な意思を超え、肯定し続ける先に美をも超え、愛すべき時折に刻むものや、ミューズを味方に付け、創造的な進化を迎え、知の深みへと浸るような優雅さだけが、欲も善悪も超えて、罪に干渉させる前に逃げ惑う意思だけが、求めるものを捨て去り、ただ単一な時に息吹くものを愛し、感じるままに昇華する事だけが、創造性を育て、惰性なものを超越し、見せつけられるものに改善されずに、当てはまらない者であるべく、あらがうことだけが、この生命を引き出し、引き離しながら、度重なり捕まえられる前に衝突をくり返し、空虚さや空洞を飛び越え、あらゆる論理の外に出て行き、経緯に捕まえられずに逃げ惑い、出来合のものを愛さずに、振り返らずに、ふと気付くものだけが、今に境目も与えずに、見境も無く、暴走しても尚、捉える先に現れるものを愛し、はびこるものから飛び立ち、退廃的な痛みを抱えるよりも、懐疑的な日々に回収されるだけの日々を超えて、あらゆるものから離れるほどに、何かを愛するように蝕む日々を、そのままに愛する。