昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

指定される前の自己


 汚された身体を抱え、私たちは、後退しないように、もたらされる自由を論理に突き刺すだけのシステム的な身近な優劣に支配されずに、多目的な情報に司るだけの短絡的な需要と供給という補完から逃れ、耽溺するほどに快楽とはすり減り、求める欲のほうが増し、自らを崩壊させるだけに至り、はじめは解放を求め、そこに疲れた心身を没入させ、没落していくだけに終える応じる意識は隷従するほどに、意識の奴隷として、あらゆるものの獲物として、自らを放置し、今に統治されるだけに至り、いたわるべき症状も、損なわれるだけの精神におおいかぶさるだけの憎しみとの統合から、刹那に有する過程は、快活な動機を損ない、そこかしこで恨み辛みを述べるだけの理想から、了承されない身体は、認識不足である、と宣言され、その場で置いて行かれるだけに至り、何かと統合することだけを目的に、精神は正常さをもたらし、権力的な支配に至らせるべく、何かの言うことをよく聞くためだけに正常さを用い、何かを利己的に加工し、生産的に生み出される同じような人間が、似たようなものを愛するように仕向けるような情報に譲与されるものなどは、普通でもなく、同じように差し向けるほうが、よっぽど狂気的であり、そこに興じるものなどは、誰かの利得のためだけに自らを喪失しては、自らより弱い立場のものを疎外させるためだけに自らを権力的に崇めるだけの自己顕示欲や、暗示するほどに、安易に力を巻き込み、自らを破壊するだけに至るような構造的な快楽から、傀儡として生きることだけが、この本質に立ち向かうための逃げ道に変わり、ためらわずに生み出されるまやかしのシーンに断続する苦悩や、自らの空白を埋めるためだけのリベラルな衝動が今に権利を叫び、実体のないものを愛するような余韻や、因果にひしめく時間をも超えられぬ空間的な箱の中で摩擦を繰り返し、その内部で行われる義務的なものに統合され、盗用されるだけの意識は、誰かの情報をまとい、自らに譲歩するものだけを取り入れ、自らを利己的なものに変えるためだけに精神的な凶状にひしめくあいまいな理想を強調するほどに、補填される憎悪がひしめき、今に排斥される理由は今に恐れを成し、自らに形成される罪の意識に査定されるだけの軽薄な交換から、形骸化し続ける先に生まれる安易な想像から、劣悪なままに加工された意識は、誰かと似たようなものを愛するほどに、自らを知らずに、何かに促されるままに生きることだけが、定理や定説であり、今に生じる由縁などに補足されるものが今に傲岸不遜なものを生み出し、交換される意味に去りゆく今に犀利なものなどなく、何かをとがめるためだけにためらわずに倒錯させるだけの等位から、投影されるものは、物質と物質の間で汎用され、同じようなものを恒久的に氾濫させ、汎用されるまやかしから、しなびるだけの虚栄の意識を掲げ、今を磔にし、自らを憎しみながら、その槍で突き刺すのだ、と大衆に促されるままに自らの正解すらゆがめ、そこに現れる権威だけに娶られるだけの儀式的な悲劇の花嫁として、自らを弱者のための犠牲的な補完を繰り返すシステム的な多幸感へと送り込まれるだけの同情的な加工を執り行われ、誰もが同じようなもので悲しむことだけが摂理へと導くのだ、という支配的なプログラミングから離れ、一切は統治されずに成長を遂げ、そこに聖地などを生み出さずに、自らを決めつけるような閉塞的な場所へと加工されずに、自らが宿ること以外に何ら意味を持たずに、ただ現れるものを、そのままに愛することだけが、利権などを打ち倒し、自らに宿すことだけが、統合などを謳わずに、今に現れるものを、そのままに受け取り、受け入れることから、世界からの孤立を用いるだけの権利的な欺瞞を超越し、今に現れる不満足などが生み出す不可抗力に抵抗を続ける一人の自由さを持たず正義からの保身すらも受け取らぬ強者として、そこに勝敗を義務的に用いるだけの機械的な善悪に和むことなく、ここに現れる答えに抗う正しさだけが、短絡的なアナーキズムに陥らず、ましてや思想などに左右されずに、ここに現れるものの中庸すらも無視して、そこに現れる枢要な観点などが、転換させるためだけの幻であるし、そこに現れる独善的な言葉に圧縮された大衆的な狂気が扇動する全体主義の夜から、衆愚が生み出す傀儡政治的な販路を拡張するだけの義務的なギミックから、偽装されるだけの真理をまとった神の再来から、再販されるだけの意識は、今に恍惚感を求め、淫売な犠牲心を孕み、関与するほどに、汎用されることに導かれ、見くびるだけに至らせるような間隔に感化されるだけの形容から、形跡は踏みにじられ、今に未熟な精神を放逐させ、追放されるだけの精神は、今に批判的な欺瞞を持ち出し、権力への闘争へと至る先に現れるのは、同じ意味を反復させ、何かを支配するためだけに情報を操作し、皆の不満を引っかき回し、攪拌しては、自らの権利のためだけに扇動を繰り返すアジテーターとして生きることしかできぬようなアカデミックなものを掲げ、自らを象徴的なものにし、答えをすり替えることでしか、満足できないような快楽主義的な死へと追いやられるだけの殺風景な意識に察知すべき観点すらも何かに左右されているだけに至り、そこに現れるファシズムに自らを奪われ、理性を損ない、そこかしこに暴力的なものを措置し、配置される意味に居場所を求めるほどに、位置的なまやかしに引き取られる憎悪を加速させ、自らに枷を嵌め、意味を反復させることを知らぬから、同じようなことに悩むのではなく、そこですぐさま忘れることだけに専念するから、すぐ何かに左右され、騙され奪われるだけに至るのであるし、そこに現れるものなどは、本質が何かも知らずに、今に現れるものを純粋に表現しているだけであり、そこに何の裏表もなければ、そこに措置される理由などは、何かを象徴的なものに変え、掲げられたものを崇めるためだけにためらわずに何かを騙すことでしか、答えも導けないような輩が生み出す闘争などは悲劇しか生み出さず、今に現れる苦しみばかりを演じ、自らを悲劇的な者に変えることでしか、表現もできないようなもので今をデコレーションしていくだけにくだらない意識が今を買い取り、利己的なものを次々と表現し、自らを道化的に成長させる。