昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

幻想的な夜


 眠れぬ時折からエクソダスし、無機質に転換され融合するだけの身体と統合され続けるだけの精神と堕落するだけの途端にエゴイズムが加速し、串刺しにされる生命は、自らの予感だけをたよりに、交換され続けるだけの無関心な身体から解放され、惨憺たるものを抱えるだけの舌部に迫る論理を超越するような展開から、課せられる罪を抜けた途端にまばゆい光に包まれ、慎ましやかに悶える瞬間に寄贈される意味だけが、自らの意志に変化し、自らを押し続ける力と化するのであり、そこで利己的に消費するだけの不安に苛む身体から、過去を吸収するだけに惰性に派生する脳内の快楽物質から、悔悟をひしめかせ、倦怠感をあらわにし、浪費するだけの主観から解き放たれ、旅立つ由縁や、そこで爛れる悶える主観からはどめもなくあふれる言葉たちだけが、物事の豊かさを生み出すのであり、そこで見出すべき依存するだけの過去から枯渇するだけの現在に遍在していくだけの意味から放たれ、はびこる悪意を充填するほどに怜悧なものとは損なわれ、そこでないがしろにし、薙ぎ倒されるだけの関係から、経過していくだけのいびつな敬神を数えるだけの堕落した愛から、謀るだけの意味に屈辱を溜め込み、退廃的な互換から正否を求めるだけの矛盾したここからあふれ出る感情などは、誰かに操作され、支えもなく、そこでとがめられ、自らの屈辱に朽ち果て言動を止めずに、そこかしこで限界を迎えるだけの幼稚なこころみや、企みからこころない何かを枷に変え、世界を制することだけに専念するような対象が用いる対立から、対比されるだけの現在に懸隔をもたらし、何かから離れ続けることだけが、ここでの関係を保とうとすがるだけに至るような依存的な捕囚として、そこで縫い付けられるだけの苦しみに厭い続けるほどに補完される軽薄な叙情や、情事にからまる豊かで精悍な現在から生み出される時間から放たれるためだけにためらわずに自らこそが正しいのであり、ここに用いられるものなどは、そこかしこで変換されるためだけに些細な理由を用い、今をとがめるだけに至らせるのであり、ここで軽薄な理想を用い、昏倒させるだけに至るような絶望から、混沌へと陥る精神を救い出すために神は必要ないだろうし、ましてや用いられる神などは、人が人を利用するための利便性を蓄えた神であるし、そこにあったはずの創造性は奪われ、ただ操作されるための傀儡として、指定される義務を追考し続けることだけが、考えに及ぶような行為だ、と宣言するだけの堕落した主観から生み出されるだけの打算的な主体性が正解を求め、視界を狭め、自らを見えなくするだけに至らせるような偏向から生み出されているのが、いま現在用いられている答えであるし、そこで枯渇するだけに至るような遊びを持たずに、そこで有効とされるものだけが、本質に近付き、何かの答えを見出すのである、と裏切るだけに至らせるような転換から、課せられる罪に翻弄され、ここでもたらされる罪の意識から儀式的な限界を用い、関係に用いる愛すらも利用されるだけに至るし、そこで正論を持たせる罪から課せられる意味とは位置的な魑魅魍魎に変わるだけであるし、そこで限界を用いるデータから課せられた意味を背負い続けるだけの義務に移行し、愚行を続け、行動を制御できずに収監される自己を傍観するだけの反抗心から、デリカシーもないから、何かに踊らされることだけを転換と促すような変革などは、そこでの快楽を求めるほどに、魯鈍なものに陥り、踊るほどに自らに補填される快楽を求めるほどに、自らの愚かさに気付かぬような仕組みのような中で退嬰的な航路を進むだけの沈みかけの船がうねりに負けそうで、ここで朽ち果てるのを眺めるだけの亡霊として、俯瞰で無感覚に見つめる幽体離脱している自己を延々と違う自己が俯瞰から眺め続けるような永遠性を踏まえ、そこで用いられる時間とは延々と同じ時間の中で同じサイクルをめぐることだけに専念するのであり、同じような意味を日々は超えられずに、同じような動機の中を這うことしかできずに、眺めるほどに、何もかもは遠くに感じ、離れていくだけに過ぎず、そこで現れるものなどは、過去を何度も再生し、生成される真実も、そこであらがうこともできずに日々に溺れるだけに至るし、やがて果てるだけの身体が落胆して見上げる空からあふれる面影も、精一杯生きたなどと促すような即席の仰ぎなどは、そこで何ら超越を迎えずに、哀感に浸るほどに、悲観するだけに至るような悔恨と遊ぶだけに至り、原理的な主事が用いるだけの言葉の中でしか本質をつかめずに、その場で朽ち果てる刹那を嘆じるだけに終えるような機械的な論理が抵抗を続け、そこで栄光すら見つけられずに、満たされない思いが見果てる意味に敢行するだけの意思がむなしく懐古するだけの思いなどは、そこで思うことすら感じられずに、ただ過去に置いて行かれるだけであり、自らの強靱さに気付かずに、機械的に支払われる汚穢を背負い込むだけに至るようなサイクルの中で欺瞞を生み出し、阻まれ狭まれる感覚は価値の獲物として食されるだけに至り、即席の自由にたよるほどに、互いをとがめるだけの理想を伝え、ここに企てられるものの惰性さに制裁を加えることだけに転換していく思いは、その場に置いて行かれ、価値観の家畜として、或いは自らを修正することだけに専念するような偽善者として、互いを同情し、そこにあるはずの死から逃れるために誰かをとがめるだけに至るような嫉妬が展開していく意味に滅ぶだけに終える。