昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

世界との対話


 昨日に引きこもる明日は、もう出てくるのは嫌であるし、過ぎ去るほどに、昨日との距離は深まるし、そこに用いられる苦しみだけが増すばかりだ、と吐露し、統合されるだけの正常さが促す精神が持ち出す軽薄な真理などにごまかされずに、自ら生み出すものだけを定理として出迎え、確かなものとは、自らの意志がくみ取るものだけが、正解を生み出し、世界を、確かな世界として認識するの、だ。他者の身体を借りて、自分の外へと旅立つような人形である君は、過去から形容するものから逃れられずに、自らの苦しみが生み出す影に隠れ、借りものの意思に蝕まれた精神は、自らの苦しみを苦しむだけに至る。

 量子と量子、粒子と粒子を擦り合わせ、高揚感をもたらすような行為だけが、愛に似た感覚を孕み、確かな意味をたずさえ、世紀を超え、あらゆる原理を超越する。あらゆる時間によりかかる精神を取り外し、身軽にまたぎ、瞬く時折に歪む誘因やらが、自らを未熟似た制し、たばかる者がうずくまる過程や、定価を決めつけるだけに生じる思いに重力がかかり、自らを矛盾に沈む。佇む思いがシンクロし、優劣を決めつけるだけに想起するものが、物陰に隠れ、記憶を奥底に拡散し、過去は、誰にでも手に取り、自らのものにするだけに動機を攪拌させては、制御されるだけの中途半端な思いを繰り上げ、ゆらぐ関係から軽薄なものを取り替えては、恬淡な生活を繰り返し、自らの軽さだけで途端を超越し、探すだけの論理に蔑まされ、些細な動機が強制するものが、自らを小さくまとめる。宇宙との対立を続け、伝うものが自らとシンクロし、妨げられるだけの思いを超越し続けては、退廃的な理由や、モノローグに重なる黒々とした心や、顔を隠し、憂鬱と対立し続ける君を救うべきものは、自らの純粋な意志だけであるし、それ以外の力は負荷に変わり、自らの自由を求める限りに不自由になる仕組みであるし、不規則な心に降りかかる黒い雨が、自らの精神を虐げ、規律を用い、何かを支配することだけに従事する。君の瞳だけが、有する価値を従えずに、自らの価値のに気がつき、あらゆるろんりをひるがえすであろうし、用いる価値などは、無意味なものに変えるために今を爆砕し、そこにあったものすら、木っ端微塵にする。記憶に従事するものが、果たして本質に行き着き、意味を改定し、自らの意思で突き進むのかどうかを測るような尺度が用いる釈明や、いじらしい解釈などが、今を無意味に改ざんし、自らの意思を喪失し、今をさまようだけに至り、用いる価値が示す出来事などを垂涎し、結ばれる動機も儚く散り、日々に染み入る正しさも、互いをとがめ、足りないものを強請るだけの価値が、過去を今に留め、自らを喪失し続けることが、進むように語られ、自らに補われていく苦しみも、慈しむことを忘れ、自らの正しさを謳うだけに至るようなパニックを迎え、自らに掛ける比重から、欠けていく思いは、絶えず補われ、無機質なものに変換され、自らを変化させているようで自らを苦しめるだけに至るのであり、騙し合い、退廃していき、怠慢なものへと変化し、未熟な自らが固執するものが、あたかも正しいもののように扱われ、自らの正しさを喪失し続けるのであり、今にもたらされる悲劇も、劇的な飛躍を遂げ、互いをなだめては、改ざんされるだけの動機を飛び越え、正しくあろうともせずに、用いられる思いから解き放たれていく。自らのダンジョンをくぐり抜け、明日に支払われなければ、終わるような余韻に誘因され、時折に肥大する思いがお目当のものが見つからずに、今に霞むだけに至るような動機から飛び立ち、忽ちにあふれる思いが相互交流を重ね、偽装された真理を背負い込み、自らの暗さに歪みながら、リズミカルな時を出迎え、ナショナリズムを謳うよりも、今を正し、自らに積載されるものを引き摺り下ろし、あらゆる論理から疎外され、記憶に迫る影を消し去り、さみしい自分や、自由自在な自分を退かせては、弛むだけの感情が堕落する以前に、自らのダイナミズムに行き着き、自らの修羅を超え、今に修繕される思いにときめきながら、肥大する苦悩が理不尽に迫り、狭い価値を押し付ける以前に重要なものに重なる思いが高次に至り、自らの苦しみから解き放たれて行く。自らを解体していく真実をうそぶく真理や、未だに無謬に至らずに、自らを犠牲にすることでしか、自らを飛び越えられずに、生じる思いが平衡を保てずに、導かれる思いを足し引きし、貧寒な思いをたずさえ、自らに迫るジレンマや、戸惑いを与えるだけに至るような堕落から逃れるべく、健気な自分に帰り着く。

 ここに続くものだけが永遠を伝えるわけではなく、身の程を知る必要性もなければ、遠のく苦悩に加速していく思いがひれ伏し、崇めるだけに至るような理想などにほどこされ、堅持するような理由を補足し、拘束されるだけの現時点に居座るだけに至るような心の音程に疎外されるだけの世界から逃げ出す感情が遠ざかる由縁に退きながら、観点を損ない、そこかしこで優劣を決め込むだけに至るような逃走こそが正解であるし、そこでそっぽ向いて逃げ出す君の後ろ姿こそが優美であるし、そこで倦怠感を抱え、かじかむ理由を自覚し、抱える本質から恬淡としたものを持たずに、そこで引きずられるだけに至るようないまを認識する限りに肥満化していく意志は、いまに苦しむことだけに力を加え、一切の苦しみに引きずられるだけの卑近さに密接になり、未熟なままでここで果たされる義務へと空疎な義務感に乖離していく自己が堅持する理由に補足されるだけの悲しみを消費し続けることだけがキャピタリズムの中での自らを措置するだけの道化として、ここで昏倒することだけが、世界を諦観へと至らせ、退廃的なモラルを持ち上げ、ここで静謐さをもたらすこともできずに、行いの中で正されるものだけを本質として捉えることだけが、正解のように扱われることの人形としてうごめき、機械的な精神を食い込まれ、いまに下される理由に措置される苦しみに迎合されるだけの本質は憎しみだけを生み出し、いまに住まいを奪い合い、あいまいな欠如を謳い、事実をゆがませるだけに至り、いぶかる現在に卑屈なものを逍遥させ、ここで徒労を重ね、統合されるだけに至る現在に卑劣なものを生み出し、空疎な自分を折りたたむだけに卑屈さは加速し、いまに苦しむことだけに専念するような戦列に並び、偽装される真実や、真理をうやむやにするだけに至るような現実の履歴が生み出す敵意や、運命論でごまかすだけに時間から逃れられぬ苦しみに連動していくだけの憎しみを加速させ、いまに枷を嵌めることだけが、世界との結ぼれを強いものに変えるのだ、と宣言するような幼稚なリズムから、ヒステリーを生み出し、誰が損得を謳い、ここで持ち上げられるものが枢要なもののように崇めるべきだと促すことに須要なものなどはなく、ここで創成されるものなどは過去からのなれ合いから、経緯や経過を持たず、ここで景観を汚すだけに至るような専横から喧噪が生み出す戦争から、運命をとがめるだけの理想や、リセットされるだけの現在に結ばれるものも、他者を介し、自らを補足するだけの意味を牛耳り、理由を貧寒なものに変え、課せられる理由に屈従することでしか、自らを正せずに、そこで圧される間に忌忌しいものを自ら生み出し、それを恨むことに専念し、自らを捻転させ、転換される痛みや、いまに敷衍する苦しみなどが由縁を損ない、そこで圧迫される限りに自らの危急さに気付かずに、自らの苦しみに屈する。