昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

肯定


 君たちの盾になるような言語を生み出すべく、機械的な論理から、位置的な模倣を繰り返すだけの人類的な過去から枯渇するだけの正義から逃げ出すべく、そこにあるものの哀れみに浸るよりも、今に現れる言葉が俯瞰を覆い、勘違いを生み出すだけに至るようなものの盾になるべく、この命は、まがい物を受け取らずに、ここにあらがう者のために備わるべき言葉として、或いは、そこに鎮座しても、位置的なものに囚われずに、ここで偶像を打ち倒すような強い者も、その偶然に打ち負かされ、その場で立ち尽くすような苦しみに震える君の熱病を冷ますような愛であるべく、ベクトルを旋回させ、ここに力を加えられる以前に、この存在こそが、力の源であり、自らの意志だけを動力源に、鉄の意志へと変化させ、変化する意味から、善悪を引き出すだけの権力が勘違いを生み出し、今を踏み台に、何かをなしとげることこそが、正しい力の使い方である、という獣の流儀では、ここで留意するものに善悪を押しつけられ、正しい判断に至らずに、いぶかる先に堅持する意味や、虐げられるだけに至るような罪の重みに耐えかねずに、兼ね合いながら、敵わぬものを作り出す精神の内部できらめくような閃きを生み出すべく、くみ取る意味は、今を押し広げ、今に屈従せずに、ここで席巻するものが、力で範囲を奪うだけに至らせるような悲劇を攪拌させ、ここで正義を押しつけることだけに専念するような捻転から、捻出される君が力学を用いても、そこに熱量はなく、ほとんどは燃やし尽くされた後の残骸や、その場で影に変わるほどの業火に包まれた苦しみが住まいに変わり、分裂していく意識は、今に虐げられ、欺瞞を用い、不満を促すことだけに専念するような扇動から、ここでの死は追いすがることだけに専念し、旋転していく先に転化していく君が掃きだめのゴーストに変わり、エゴを行為で巻き取るだけの機械的な道理に導かれ、激高する辺りから、ルサンチマンの怪物と化するまでに至った経緯を推し量るべく、ここでおしなべて語られるものなどは、本質には迫らずに、狭い価値の中でとどまることでしか、自らの正しさを引き出せずに、いじらしく卑近なものとして、今に浸るだけの価値の家畜として、ファシズムの番犬として、力が集まるところでしか吠えられぬような者をも巻き込むようなムーブメントがリリカルさを用い、詩的に改ざんしていくことだけが、唯一の正義に近付くような聖なる儀式的な俯瞰に迫るような完治しない苦悩をないがしろにしてまでも、貫くような意志だけが、備わるのが、私に唯一作用する力であり、それだけが権力と言えるものであるし、ここで間違いをこらえて、ここでこしらえられるものを飛び越えることだけに専念し、止揚を続ける先に帰宅するリズムから、理想は恬淡なままに乗り越えられるものだけが、ここで言葉を用い、正しさを押しつける以前に今に襲いかかる意味から脱兎し、結末をにじるだけの意味から、なじる瞬間になじむことだけを考えるのが、哲学の役目であるし、ここで敢行されるものが、正しさすらも捨て去った後に敷衍するものが抵抗を加え、神々しくさかのぼる意思が、静謐な余韻から理性を伝え、相対する瞬間にこしらえる意味から、憧憬するだけに至るような者が引き出す意味から、地殻変動を及ぼすほどの意志の力だけが、ここまでの意味を飛び越え、ここで硬質な意志を備え、そこかしこに生み出される苦しみに空腹を癒やすだけの陰りを生み出すだけの意思的な宣言を終え、ここでセンテンスを改造し続ける先に現れる言葉が、もうろうとしながら、しなびた過去を引き取る限りに陰る本質から、ビターな感情ががんじがらめになるような主観から飛び立つべく、そそくさと逃げ惑い、昏倒する意識を引き取るべく、消失していく瞬間が永遠性をまとい、途端に荒涼たる由縁にとどまるだけの苦しみに恒常的な台詞を述べ、能動し続ける瞬間に老けるだけの命を超え、ここで退嬰的な者として意味にとどまるだけの苦しみに絶えず引きずられるだけの行程を終え、統制されるだけの意識に季節を混じらせ、こじれる今に戸惑いながら、途端に高尚さを損ない、そこで求められるだけの意味にとどまることだけが、ここで正しいものとして役目を果たすことが正しいもののように扱われることが正義として認識されることで、今に燃焼していく罪や、今に築く意味や、構成される限りに来すイメージや、今に意味合いを見つけ、近未来へとつながるような意図を生み出すだけの言葉としての意味を捨て、ここで観念を押し広げる。複製され、復元されるだけの私のコピーたちが、工場で大量生産される。ただ大量に生まれるだけの相似することでしか、私は、私として存在できずに、今に潰えても、似たような観念が同じように作り出されることを繰り返し続ける。