昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

通い合うもの


 言葉には具体性はなく、そこで制圧されるだけの理由に頓挫し、あきらめにいたるような苦しみを同じように味合わせようともくろむような連中が支配する空間に雲隠れする天体から、連帯感を求め、もとづく永劫に栄光をかけあわせ、ここで行いの点と線がむすばれ、ここで離れる理由すらないのだ、と君に私論を授け、与える栄光は、その者との距離を与えるよりも、その者との間に生まれる虚偽に埋もれようとも、ここで弔われる一生は、瞬間を堪能し、ここで納期されるだけの意味などは、緻密なもなければ、そこに大義すらなく、そこですらすら述べられるほど簡単に処理されるわけにはいかないからこそ、創造的に進化し続ける先に深まる意味につかまり、そこでつまらぬものを溜め込んでは、せきとめられるだけにいたるような痛みを抱えた心に迫る不潔なデータや情報などに左右されずに、ここで求められるものとは、そこで加速する欲の化け物として、場面で転換される理由や、そこで接続される限りに陰る可能性や、ナノレベルにまで浸透するリベラルな理想が真相を解体し、やがて滑落するだけの不自由な身体を切り離し、帰路につき、ここで仮想されるものや、そこで加速するものが生み出す距離を埋めるためのリビドーに枯渇しては、同じような快楽へと入り浸るだけの脳内での欠如に収めるべき税金すらも不必要であるし、ここであらがうほどに、ポリティカルなものがリリカルなものを捨て去り、カードひとつで何でも解決できてしまうような人間の汚穢から引き離され、あらゆる連帯感とは、連動する革命の波にのまれては、自らの意志を失い、思考停止に追いやられ、追いつこうと必死にもがくほどに、ここでの距離は生まれ、空白を埋めるための時間からの逃避から、ここで誓いを謳うだけの進路へと逆走し、逆臣へといたるための闘争から、対比されるだけの優劣へとゆらぐだけのルーツが人種間に慢心などを生み出し、何かをわけへだてるという矛盾が、人間本来の煩悩を加速させ、懊悩していくほどに、苦しみのサイクルから抜け出せずに、ここで用いられるモラルとは、何かを保つための平等を謳うだけの権利へといたらせるような結末に急がせ、そこで加算されるものが、今に課せる義務などで追い込み、ことごとくに孤独を与えるような当て付けから、ここで課せられる罪の矛盾と自分との距離を埋められることによる苦しみから抜け出せずにもがくほどに、ここでの終焉にからまる犠牲的な観念から、軽減されぬ痛みを押さえるための薬として与えられた神を偽装し、あらゆる権限を自らに与えるような企みから、構築される意味とは、途端に欠乏を生み出し、秩序を保とうとするほどに、その場でうとましいものに変わり、関わるほどに、物事との距離は生まれ続け、そこで阻まれるジレンマから、ここで役目を終え、終末論的なものを措置し、自らにパスワードを授け、あらゆる権限を放棄し、あらゆる意味からの統合をもくろむ権利を放棄し、あらゆる意味からの脱兎をもくろむような勇気だけが、意味からの飛躍を遂げ、与えられたものによる支配よりも、ここに寄りかかるだけの偽善的な特約のために裏切るような結末に配される愛からの脱獄や、苦楽をともにする以前に、苦楽とは、定められたものが与える義務により、自らに課せる罪との移行から、移動し続けることに生まれ続けるちぐはぐな論理に羽交い締めにされ、破壊的な論理をたずさえ、義務を破壊するための闘争を繰り返し、破壊することだけに呈するような暴力装置をも放棄した後に現れるのが、幸福であり、そこに構築されるものなどは、何かを征服するために漁るような官僚たる宦官どもがうながす台詞を信心するようなものが逡巡し、偶然をよそおい事故に見せかけ処理するようなあくどい商売から、死の断続に生の軋轢を生じさせるだけの愚行が容易に物事を信じるべきであり、そこで見せかけと思うものこそ信じることで救われるのだ、という幻想や保身のための建前こそを破壊し、新たなものでたたきつけるような連中からの指示すら無視し、ここで現れるものを愛することからはじめるのではなく、そこに現れるもの、現れたままに知ることから、自らの考えは生まれ、何からも影響を受けずに自らから発信するものだけが真実を語るのであり、そこで正解と処理されるだけのものなどは、情報に譲与するためのプレゼントを用意し、何かのための理想であるとうそぶき、何かを武器にしては、今に亀裂を与え、嘘の水を流し込み、ことごとくを飲み込み、何事も無かったかのようにするような仕向けから、出し抜くために裏切るほどに加速するおどけるだけの道化師どもの快楽のための道具として、客寄せパンダとして、あらゆるプロパガンダを飲み込むだけの肥大化した身体に課せる無知さがうながす差異から垂れ籠めるものが、今をたじろがせ、同じ者でなければ、そこで同意を持たなければ、今に苦しむだけにいたるのだ、という戯れ言を克服し、幸福を用い、何かを支配することを終える。