昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

縦横無尽


 君はみじめだ、といって嘆いて沈み込む静寂に捉えるべき永遠すらも、制度をくわえられ、今に書き換えられては、自分から羽化できずに、そなえられたものを崇めることだけが、正しいことのように示される間から閉め出され、惰性に導かれる言葉の中で探すべき愛すらも、利己的なものに変わり、理想を供給するだけの過剰な意味にとがめられ、めざすべきものすらもそこない、さまよい続ける意志は左右され続け、そこで信じたものすらそこなわれるためだけの誓いをもとめ、綴る意識は、貪婪なものを呼び覚まし、鈍感な者が姑息に示す間柄から、乾いた季節との一体化をもとめ、とめどない痛みを加速させるほどに、自らに枷を嵌め、自らの世界性を持たずに、包括されるだけの世界にっ崩壊させられた意識を手懐けるために、何かを懐かしむことだけが、ここでの成果を扇ぎ、自らの意思を保てずに、用いられるものだけが、物事や物語を加速させ、課せられたものに表現を攪拌され、そこで課せられた正義は、犠牲を孕んだ懶惰なものであり、物事に漂着する者が、やがて侵略を重ね、君自体を破壊するような結末に迫る贋物の悦楽から、晩成に混ざり合い溶け合う帰路は、有する形だけを用い、物事から乖離させ、理解を得る以前に、ここで行いを強調するだけの境地に惨めさを加工するだけの品位から、履歴を抹消するための運命論者どもの平衡した意識を保つべく、そなえられた規律にむすばれる記録だけを延々と見せつけられるような日々に迎合されるだけの軽薄な言葉が流動し、情緒すらも破壊するような言動の先に現れる破壊的な顛末から、転換されるものだけが、神のように崇められている。緩慢な現在に愚劣な行いが恋を凝固させ、退廃的なジェラシーが延々と呪詛を続けるような対価から、宦官どもが謳う道理がむさぼり続ける時代との結合を強請るだけの世界などは、退化するだけにいたり、自らにむすばれるべき愛すらもむさぼるような幼稚な愛の配下にいたらせるべく、支配的に有するだけの形だけの愛を緩慢に処理し続けるような機械的な行為にもとづくエゴや、そこで固執するだけにいたるような徒な消費から、幽遠にひろがる疲憊した精神が敬神を続け、募る意識は、契約の下で支払われるものだけが、意味を斡旋し、愛故に苦しむことで規制されるだけの日々から抜け出し、流浪し続ける先々でひろがり続けるものに配される愛などは、ただ、物質的なものを崇めることで、自己愛を加工し、あらゆる論理から抜け出せずに、惰性に示唆されるものだけが、思案を繰り広げ、自らの意志に確かなものを生み出したかのように示すような惰性な達成感を加工し、今に苦しみを敷衍させるだけにいたる。有史以来ひきいられた卑近な者が示す尺度から愛は狂い、空間的に認識されるための愛は、物質を用いられ、現実的なものにひれ伏し、愛しているかのように示されるものだけが、自らを愛しているのだ、という勘違いから、完治しない苦悩は生まれ、そこで加工された規律に律するほどに、定められた意味などは、本質的な正解を用いずに、ただもたらされる意味だけが、答えを運ぶのだ、というあいまいな示唆からマインドは捏造され、偽装され続ける間に理想とは、何かを駆逐し、朽ち果てさせるためだけにためらわずに、誰かの答えに割って入り込み、背徳を用い、求められる意味に結合されるだけのものを忘却へといざないペシミズムへと陥らせ、自らの未熟さに気付かずに、自らを正すことをしないで、自らを正しい者であるという認識から、存在のあやふやさや、そこで軽々しくもたらされるだけの正解だけを迎合するような品位の欠片もないのに、品格をねじ込ませるようなふしだらな者がフラクタルにまじわり、はじまりなどを用い、そこで強調されるものだけが、そこで汚れなく産み落とされ、自らを正す、などとうながす間に論証されるものなどは、そこで本質的な愛を持たずに、ただ、自らの貧相さに気付かずに、求めるだけの愛だけが、今に愛を運び、自らを正すのだ、という誤りから、過ちは偽装され、そこで犠牲を謳うだけの空疎な悲しみに契約させるための神を捏造し、そこで膨張し続ける悲しみに染みいる無限性の孤独が用いる猛毒により、意識はもうろうとしていき、そこで売買されるだけの愛だけが、自らの悲しみを埋めるのだ、とうながすだけの普遍的な浄化を謳うような贋物の価値から、似たものを愛するほどに、同族嫌悪におちいり、応じる答えに寄り添う結末だけが、自らを統合させ、より正しい者へと変化していくなどとうながすような奴隷的な言葉に隷属するための契約をうながすような短絡的な世界を恨むだけのルサンチマンに変化し、自らを破壊してもなお、誰かを破壊するためのまぼろしを追いかける。