時を乗り越える者

時間を超える意志的な現れ

ひるがえす


 言葉は意識の影を踏む。論理が意識の四方をつつみ、意識の壁が用いる圧力に反するために、その論理を打ち砕くような衝動を用い、外からくわえられる力に反し、用いられる出来事が有する価値をひるがえし、自らが汲み取り、生み出すものだけが、自らの意志を強固なものにするのだ、と力が有する意味に薄い膜を与えるほどに、今に耽溺していく仕組みに反し、かかずらう意識が惰性にみちびかれるままに、用いられるものに追従し、意識的なまがいものを措置しながら、レジスタンスへといざなわれ、自らを衆愚の中に引き込み、やがて卑近なものが示す全体主義的な呼応に応じ、自らを陥らせる間に反響する力がもたらす情熱や、恐怖の混沌にまきこまれ、自らを不自由にすることで現れる力にあらがい、そこでもたらされる恐怖などは、誰かが率い、用いた恐怖に過ぎず、そこで不安感を与えるのは、自らの影響でしかなく、そこで仕方なく冷めた感情で、がんじがらめになった今を担うほどに、選択すべき理由も、自由などを謳いながら、たびかさなる恐怖に対抗できずに、そこでの不安を加工しながら、しなびた今を悲壮する限りに陰る本質は、真実を見失い、ないがしろにされるほどに、ここでの魯鈍さをかかえ、還元されるだけの理由にまきこまれ、たび重なる恐怖に浪々としながら、しなびた記憶は、臆する限りに陰る現実の影に隠れ、懐古にひしめくものだけをすなどり、その場で垂涎するほどに、迫る力に反せずに、そこで悲観するだけに終えるような、終わりを集約するような独善的な権威が用いる正義が用いる価値により、悪とは、その場での悪意を感じられぬままに、悪であることを認識させられ、それは、悪いものである、と認識するほどに、悪とは、その場で悪としてだけ認識され、そこで、どのような力が加わったかもわからずに、ただ、用いられる正義により、左右される意思は、その場で刷新され、猜疑心を持たぬ間に現れる力により、有する価値を決めつけられ、そこで作用する力だけに偏りを示し、自らに懸隔を生み出し、そこでもたらされる理由だけに偏り続ける意思は、正義がなんたるかを知らずに、そこでの犠牲としての役目だけで終えるのだ、と妥当な誠意は、意思的な緩慢さを措置し、配備される間で骸と化すだけに終えるのだ、と惰性な感覚が用いる空疎な形の中で酔い痴れるだけの妥当なものへと吸収され、自らの意思をそこない続けることに置かれる行いの愚かさに気付かずに、起動させられるがままに緩慢に処理される現在を、あたかも真実のように受け取るような価値などは、形を用いるほどに、力には従順で、外から加えられる圧力だけに隷従し、あたかも正しいもののように受け取る間での獣として記号化する安易な言葉に規制され続け、暗澹とした感情をかかえ、そこでの苦しみとは、必要な犠牲を孕んでいるのだ、と納得させられるほどに、自らを浪費し続けるほどに陰るような化け物と化するか?あるいは、惰性な獣として、あてもなく、幼稚な世界をさまよい、正解すらも求めずに、快楽に浸る傀儡として生きているような感覚を受け取るだけの短絡的な逍遥を繰り返し、独善的な手法で、自らを正しい者に変換するだけの狡猾なテクニックを用い、自らを正しいもののように仕立て上げ、それを模倣すべきだ、と正しくないものすべてを狩り続けるだけの馬鹿者として生きるのか、と容易なギミックは、主体性に毒性の言葉を突き刺し、散漫な意識が用いる儀式的な要因に示す尺度を破壊するための定理にもとづき、横溢する瞬間に主観は破壊されるのだ、と語るニヒリストどもの私腹を肥やすための経路を用意するほどに、容易な答えにたどり着き、「すべては、ただ単にむなしい」と言い放つような短絡的な手法におちいり、そこで荷担するむなしさなどは、誰かに与えられたむなしさであるし、そこで示唆するものなどは、答えにすら行き着かずに、ただ、与えられた言葉にむしばまれ、あらゆる原理は、そこで構築され、そこで凍り付き、互いを殺めるだけの弱肉強食がもたらす平易なものに引きずり込まれ、自らが食い散らかされていくのを傍観し、散々な今日を抹殺するようなキーワードを求め、情報の中をさまよいながら、いたらぬ自分を崇めるような自分へと神格化するような自信などは、自らを破壊にいたらせるし、やがて、埋めても、埋めても埋まらない現在に現れる懸隔をさまよい、自らをいたずらに消費することだけが、ここでの確実性をたしなめ、あらゆる苦しみを洗い流し、悲観するよりも、そこで関する刺激から、浸透する意味へと復讐を重ねるだけのルサンチマンに変化するか、すべてを悟ったように思うだけで、すべてを諦観しているだけのニヒリズムをかかえさせられているように思わせられているだけに満たないような真実を蹴り飛ばすほどの衝動を用い、有する力に関するよりも、そこで反発し続けるほどに、現在を遊蕩し、統合させられる前にもとづく正常さの異常さに気付くことだけが、自らの位置から、力を抜き取るだけの作用を施す外からの力に復讐を願うよりも、そこで強請られるものになすがままに閉め出されてもなお、複製されるだけの真実に関するだけの力に反し、あらゆる原理を超越していくようなこころみをほどこす。