昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

修繕

暗く沈んだ午後、
まっさらの昨夜、
カリキュラムを終えた園児たちの、
荘厳な騒音や、
記憶をむしばむ季節の変わり目に
着替えたこころが神秘的で、
何かに優劣をつけるよりも、
幽霊のように啜る
一生に磔にされるよりも、
張りぼての世界で優位に立つよりも、
自らに帰還し、
立場すらも捨て去る勇気。