昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

紊乱

 
 葬られるための後先や、宛先の無い街で膨張する運命は、真理を捨て、心因性にまたたく間に吸い取られるだけのここで枯渇するための過去を領土にしては、原子をたどり、退廃的な宇宙で調和されるための記憶に臆することなく、言葉も、ここで残るものすら与えずに、ただ過ぎ去るための幼稚な原理を元素にしては、潸然と下る粒子のような慟哭から、はためく思いはとめどない悲しみを作り出すだけで、何ら創造的なものにいたらずに、徒に時間を消費し、史観に騙され、そこで正しいとされるものを認識させられることだけが、ここでの正しさを浪費し、行為にもとづく迎合から、現存するものが語り得ないものにこそ、本質が備わるのであり、あらゆる原理とは、原因を通過し、何かに寡占され、戦火を生み出し、寛容さを放棄し、そぞろな意識は、短絡的な強要を続け、傲慢なほどに、この命は、あたかも初初しいように見えるらし、と虐げられる思いは、信用を謳いながら、蔓延る悪意を貪婪に措置し、改善されない今に思いは、欺瞞をたずさえ、自らを騙すことにより、誰かに寄りかかるような緩衝こそが、依存的な役割を放ち、蔓延る悪意が恬淡にいたらずに、倦怠感をかかえ、感染し続ける痛みに干渉するほどに均等なものを謳い、そこで平等である事を求めるほどに、平等さは損なわれる。嬌笑を綴り、流浪しては、泰然として支配されずに、敢然として、天の牢から放たれ、ここでの永久とは、引き伸ばされるための卑近なものであるし、そこでの気配を支配するための篭絡から、聡明にいたらずに、蒼然としている意識は、高慢である事が、何かを効率的に統治し、合理的ではないものを排除するための善悪を利用し、性悪説を謳うだけの保守的なコードから、行動は、陥落するための歴史を謳いながら、換算されるだけの理想にもとづく数字的な政治や、敵意を向けるほどに報われる思いは、矛盾し、主体性が体制にこびへつらうほどに平衡性を失い、自らを緊迫感でつつみ、毎日に束縛され、即席の自由から理由とは促成されるための革命などを謳い、用いられる原理を破壊するための儀式的な犠牲として、背くためだけに破壊し、関わるほどに破壊するための快楽にもとづくものにだけ、自らの未熟さを敷衍させ、普遍的なものへと変化し、変革を謳うほどに、ここでの市民権などは、真理にもとづかずに、何かに毒づき同化するための動向を伝い、つくづくに迫り、狭い価値に背反できずに緩和を目的に遠のく意識に投下されるものに爆砕され、真実はうやむやにされ、運命に統合されるほどに行動とは、何かと同化することだけを目的にそこで堅持されるものや、そこで誇示するものなどに構成されるために生きることなどは、生きて居るとは言えずに、そこで孤立し、膠着しては、その場にとどまることだけが、存在を認識するのだ、と吹き付ける正義にごまかされる精神は、傲慢なものを育てる。消失し続ける観念を追い求めるだけの豚どものシンクロから、箴言をたずさえ、朦朧とする意識の彼方で、同じような名前に酷薄なものを与え、交換されるだけの義務から空疎な理由を吐き出す口を縫い付けるような奇跡的なものを受注する神を名乗るだけの堕落した主観から、フラクタルなほどに恨み合うような毎日に老いることを憎悪するような騒々しいだけの者どもの理屈から、卑屈を重ね、悲観するほどに関する数多の理由は、履歴を求めるばかりで、そこでデカダンなものに変わり、介する間に理解を得るために犠牲を生み出すのが得策である、と制圧されるだけの意識は散々な時折に潜む貧する自己や、瀕死の状態の自己を利己的なものに改造し、改ざんされるほどに増していく表面的な超越などは、途端に嗚咽に変えり、あらゆる歴史に溺死するだけにいたるし、そこで浸るだけの哲学などは、何かの構造にからまるだけのものをダイナマイトを用い爆砕することもできずに、そこで文字にされ、言葉にされるものへといざなわれるほどに、自らの考えとは損なわれ、そこで応じるだけの答えの王子として、光年をたずさえる競合し耽る保身の示威を従え、交信するほどに空しい示唆を繰り返す史観から感覚を縫い付けるための独善的な手法から、粛清されるだけの心身は領地を奪われ、強制されるほどに増していく快感は増していく思いを邁進させるように関心を引くための嘘を続け、虚偽的な者が支配するパーティーの中では、誰が誰を食らい、満足するかを噂することが、誰かの餌に変わる。