昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

衝動

 
 生死も超越したようなほほえみで描く主観から、感覚を撃ち抜くような優雅な時間をむすぶ無数の思いが猛る。蕭然とした街の全容に長けるものや、欠けたものが掛け違え、画期的なものすらすたれ、何かに適応するために不純なものを愛する足並みがひびき、貧寒な者が虐げる連中から虐げられるためだけに求められる軋轢から圧力は加速し、今を加工しては、生産的な死へと追いやるための戦争から、専横されるための主義から実状は果てしない暴力をうけいれ、あいまいな観念にそぐうために偶像崇拝を続け、つたない思いは汚いものを機械化しては、均等を求め、平等へと至るのです、と騙る人を介した神は、理解を得るために騙すことを目的とした、主体性を奪うためにためらわずに何かを倒錯させるために等差を用い、昏倒させるためだけに退廃的な呪詛を続け、鬱積する瞬間に循環していくものが躍動できずに、今に関するほどに朽ちていくものだ、と悲観する辺りからデカダンスは悲哀を求め、何かを収斂させるために連動する悲しみを攪拌し、動機を奪うために悲しみに暮れるべきだ、と出来合のものを愛するだけのあいまいなマインドは毎日に寂寞を与え束縛するためにすれ違う毎日に位置的なものは損なわれ、そこかしこでハミングし、軋むメロディーが旋回し、観点を削ぐような勢いで悲しみなどは、その場で引きずるだけの過去の虜として利己的な者が法則的にむすぶだけの堕落した問題に耽るためだけに絶えず答えを巻き込み、後退するための哲学を続け、弁証法に巻き取られるだけの成就などは、観点をそこない、そこで過ちを生み出し、汲み取る意味に踏み荒らされるためだけにためらわずに何かを恨むことに専念するような意味を捻出し、センテンスに疎外され、後悔を生み出すだけの捕囚として生きることだけが、この世界での役目を果たす宿命なのだ、と運命論に閉じこもり、倒錯するだけに至る錯雑とした観念が引きずる概念などは、観点にそぐうためだけに何かを確かなものとして崇めるほどにあいまいなマインドは、毎日に体たらくなものを持ち寄り、過食嘔吐を繰り返し、完全性を求めるほどに、自らの意志はやせ細り、用いられた力に引き取られるマインドはいらだちを攪拌し、関係性に制度を持ち寄り、用いられる意味に法という枷を嵌め、途端に阻まれる思いは、淫蕩に耽り、啓示されたものを崇めるがあまりに、自らの罪には気付かずに他者に罰を課し、自らの不安や恐怖を解消するための割愛をほどこし、散漫な意識は混濁し、堕落した主体を殺めるためだけにあいまいな毎日に基礎を与え、自らを屈従させるための連立を続ける。変性意識へと至るのだ、と惰性な悟りから、散漫な儀式へと意地汚く擦り寄る過程から、諦観へと浸るためのニヒリズムから輪唱する神話的な諦めから、低劣な者が支配を続けるのだ、と低劣な弱者が騙るほどに、犠牲的な精神は同情を呼び覚まし、自らの世界を機械的なものに変え、発信されるものだけに左右され、そこでほどこされる作用などは、自らを昇華できずに、干渉するほどに関係とは制度を用い、自らを膠着させるだけに至るような互いとの距離を埋めるための専横から戦争へと至る距離に虚偽が生まれ、孕む意味も産み落とせずに、応じるだけの答えに抗体を生み出せずに、そこで駆逐されるための弱者を演じ、強者を恨むための軋轢を生み出すだけの主義や理想は、思想には至らずに、思考停止におちいり、何かを求める者と、求めない者との闘争から、等差は生まれ、そこで阻まれる意識は次々につぎはぎの革命を崇め、あいまいな日々に基礎を生み出すために踏み台にされるマインドが敬神にひたり、自らを信じられずに、何かを信心するほどに、季節感に飲まれ、近接する理由に流用され、流動できずに、どこかに漂着し、偶然と遊ぶこともできずに、課せられたノルマに着せ替えられ、流行の者として、或いは相似するだけの者として与えられた世界に酷使され、行動を監視され、換金されるだけの日々に歓喜など無く、ただ与えられたよろこびと苦しみを往復する日々を生きることが、普遍的なものとして崇められ、そこでとむらわれるものなどにいざなわれるようでは、与えられた経済から放たれずに、ただそこで正解として崇められているものを正しいとして認識している誤りから離れられずに、そこで価値として与えられているものとの離反を繰り返すべきであるのに、そこに現れる半径に囚われ、何かを継承するほどに何かを軽視し、何かを軽率なものに変え、変化を恐れるがあまりに現れる間に飲まれ、自らを駆逐するだけに至り、朽ち果てる瞬間に照り返す思いは諦観を生み出し、栄華の夢に住まうだけに至る過去の者として、現在にひれ伏し、そこから逃れられずに列に並ぶために同じような姿形であることを褒め称え、報償を得るために何かにすがることが生きて居ることに課せられた過ちを解き放つのだ、と阿諛し続ける先々で対立を含ませる闘争が世界の終わりを騙る。