昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

どうでもよいことの連続


 ほとんどは、どうでもよいことの繰り返しだ、とエモーショナルに放たれた言葉もどこかに遠ざかり、描写にたまるだけの言葉が反響し、ここで著しくむさぼられるだけの魯鈍な身体や、愚鈍に硬直し続ける瞬間に葬られる出来事や、空疎な面影に潜み、自らの空虚感を無作為に隔離し、今すぐに排除されるだけの冷徹な主観におちいる陰鬱な焦土でアンチテーゼをかかげても、政治的に詠じられるものに均等さをうばわれ、思想とは、何かを暴くためのモジュールとして、その場で何かにおちいるための偽善的な消耗品である、と彼らはうとましい現実から逃げることもできずに偽物の価値を愛しているかのように済ます思いなどに確かさなどはなく、すべては、足枷に変わり、世界性を狭めるだけに至らせるような幼稚さに横溢していく物事などに本質などは存在せずに、今に損なうものが面影にまじわり、重荷を背負わせるだけに至るのだ、と空白を埋めようと求める統合から、嘔吐し続ける彼女たちが求めるものへの統合から、統制されるための些細な身体に補足されるものなどは、今に論難をかかげ、可視しているものなどは、そこで表され、名を与えられたものを確かなもののように認識している限りに、物とは、そこでの形を示すための物質でしかなく、そこで与えられた影響などは、あたかも確かなもののように今に枷を嵌め、世界性を狭めるために有する価値を確かなもののように嵌め込む間にあいまいに相対するものが取引を続け、等差を求める真実は、何かとの距離を縮めるための秩序の中で報じられるののや、空疎に遠のく思いが空間的に裁かれるために多面になびく思いになぶられ、行いに虚偽を持ち出し、打ち出されるものなどは、その場で打算され、参画されるほどに空疎な思いをたずさえ、悠揚にもだえる刹那で快楽を加速させ、改善されない身体を利己的に裁くだけの幼稚なリズムから、リスキーなほどに恋とは燃えるものだ、とものがたる真実などは、尊く道徳などを語り、懐疑的な日常にたずさえる確かな答えを保つことだけが、しあわせへ、と至るなどという幻想からこそ離れるべきであるし、そこで課せられるもののいっさいはニヒリズムをかかえ、自らを慢心に至らせるような答えの中でしか高揚しない思いだけが、確かなものを認識する、という言葉から放たれ、自らの考えに帰還すべきであるし、何かを神として定め、誰かを王として認識することにより、強化される思いは強固なものに変わり、何かをねじ伏せるために不潔なものを捏造し、今を確かなものに変えるための犠牲を生み出し、絶えず痛みを運び出し、マインドを奪うために、関連するものや、兼ね合い続けるものを牢獄に閉じ込め、何かを尊く思うまで、道徳の中でこじれるべきだ、と収められ、そこで抑圧されるものがあたかも尊いもののように崇めるような是非などを是認し、何かを暗示させるためにうそぶく言葉が、普遍性によりかかり、偏執していくだけにこじれる意味から、固執していくだけに至るような思いなどに生じる由縁などが、意識を奪い、印象にとろけ、そこで統合されるものや、今に統制されるものに背いてこそ、人間であることを終え、人間から逸脱し、違う次元すらも持たずに、与えられるものすべてから倒錯し、等差を用いるだけの価値から放たれ、蔓延る悪意などを捏造する正義が描写するものなどは、何かを確かなものに変えるために自らに足枷を嵌め、世界性を狭めているだけに過ぎないことに気付くべきであるのに、そこで確かなものを案じるほどに、あいまいに示されるものに閉め出される自らに補完されるものなどは、今の苦しみをなだめるために確かなものを確かなもののように崇めることだけが、今をなだめることができるのだ、という意味に屠られるだけに至るような現実から放たれ、凍てつく大地で誰が待つわけでもないのを知りながら、一人行き過ぎるものの重たさを感じずに、軽々と飛び越え、容易に示されるものを夜討ちし、揺動されるための深夜のためらいを討ち取り、因果などを蹴散らし、改善されない痛みをかかえたままに我が儘に進むことにすぐさま汎用するものや、関与するものなどから離れ、退廃的な妄想を繰り返すほどに意識とは駆逐されるための道具として、すべてを偶像に変えるための退化を生み出すだけの雇用から、恒常的な状況に蔓延る虚像をたずさえ、他者と比べることで、自らに安心感を与えるような矯正的な日常に接続される真実などは、今に苦しみを継続させ、今に駆逐されるために、自らをやせ細られ、滅びへと加速していくだけに至らせるような迎合から、形成されるものなどは、妄想から生まれた真実であるし、あらゆる行為は、講じられるものに慰留し、引用されるものだけが、確かなもののように今に足枷を嵌め、正解を求めるほどに、正解とは遠のくのだ、と世界は語るから、すべてを解体し、退廃しないように軽薄に歌い上げる価値こそを破壊する。