昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

黒いユートピア


 バビロンを破壊するためにルーツを破棄し、完全性を用いる正義などは、今に意思を奪うための働きを加えるのだ、とレジスタンスや、コミュニストが語る連動するための方程式を破砕すべく、すべては、恨むために備わるための記号としての働きを与え、何かを動かすことに用いる力が示す偏りにより、闇に落ちるのだ、と倒錯していく答えの中で回答を待ちわびる結末で奮闘する意識的な形式から、儀式的な景色に等差を用い、何かを差別的に消化していくほどに、召喚されるものが、街々を破壊し、間違いを改めずに、ためらう者のデータを末梢させるためにウイルスをばらまき、売り買いを続けるのだ、と謳うような獣どもが、今に除け者にされているから、今を破壊することを正当化すべきである、と宣言するような幼稚なギミックに攻め入るセンチメンタリズムや、戦地を偽装し、何かをルサンチマンに仕立て上げるための改造から、ここで生み出される悔恨や、根幹を腐らせ、感覚を奪うための闘争から、怠慢な者に血合いを施し、空疎な身体に補完させる悲観的な感情へと避難していく意識的な延命処置から、証明されるものとは、ほとんどの意味を破棄し、介在する意識に罪を与え、退行する者へと変化させるための意識を植え付け、混濁していく今の中で裁かれるために幼稚に処置される数多の痛みから、改善されない苦悩に内向的に至らせるような改造を施し、恒常的な苦しみを利己的に生み出す機械として成立していく国家を破壊すべきである、とアナーキストが語る原野に詩情とは退廃に至り、芸術性とは、制度の中で幼稚に汲み取られ、情況を昇華しきれずに、支配的なイメージだけが、前衛的なものを語るころには、芸術とは制度の中で死に至るのであり、あいまいな過ちを病に変えるためのあまりあるもののリアリティーなどは、即座に転化されるだけの形式へと捏造されるだけの本質として受け取られ、受け入れられるほどに簡単に処理され、感覚を麻痺させ、真っ当さを謳うほどに等差が生まれ、奪い合う結末のバイパスすらも混雑し、統制されるだけの今に欺瞞を生み出し、滞積していく苦悩がもたらす結末に結合されるものなどが今を破壊し、改善されずに、全壊していく意識は、支配的に締め付けられることだけが、正しいもののように語ることを正しいことと思い、正しい行いとは、正しい行いの中で支配され、思惟するものをねじ曲げるだけに至らせるような思想を保つための闘争が延々と続く。
 ひなたぼっこする猫たちの残虐性を騙る残酷な大人たちを製造するための教育に本質などは無くなり、ただ意識に磔にされるための神を捏造し、民を苦しめることを繰り返すのが、人の行いでの正しさなのだ、と登記されるものが、記録を張り替え、すべてを捏造し、自らの正しさを謳う権利を繰り返し主張し、主知を破壊し、主たるものとは、醜悪な者が示すものにより、似たものを何度も同じように形成し、あたかも正しいもののように示唆するように支配することから、しあわせとは、今に捏造され、増幅していく苦しみの国の中であえぐ結末から、動機とは延々と嘔気を示す。教養を求めるほどに魯鈍な者へと変化していくための知を溜め込むほどに、何かを否定するための機械として、何かを厭うために絶えず自らの正当性を謳うだけの制度の中での権力者として、倒錯していく意識的な支配の結末から、改造を施された精神に敬神をうながし、何かを奪い取るべく、勝者を選らぶのが資本主義的を悪に仕立て上げるようなルサンチマン的な卑近さに加速していく何かを恨むための希望を生み出し、敗者の思想は、階差を生み出し、大差を埋めるべく、破壊を夢見るようなペシミズムにおちいり、何かを恨むための希望を延々と生み出すことに専念し、捻出される詐欺まがいの結末にあいまいな関与を行い、対比されるだけの今に期待感などを生み出しながら、仮想されるものの中での芝居を続け、連なるものへと排斥されるだけの汚物として存在するのが、絶対的な価値としての貨幣である、と汲み取る間に憎悪は増幅し、幸福とは、語られるだけの平気として利用され、理想とは、共有されるよりも、強要されるままに受け取るべき絶対性を含んだ依存的なまやかしであるという回答に至らずに、幸福を思うほどに、幸福とは遠ざかり、遠くから影響するほどに、そのあこがれは増し、追い続け、行き着いた先では、老いているという結末を含ませ、複製されるだけの現実の中での正しさを追い求めるほどに、利用され、裏切られるような結末の中で渇望するほどに、求めるための欲ばかりが加速していく。