昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

画期的で勝手気ままな雄志


 偽装される構造に住まう幼稚なギミックを枷にしながら、しなびたものを持ち上げ、自らを経済的な豊かさで啓示していくだけの顕示欲を吐き出すだけの掃きだめのエゴを回転し、座標を狂わすだけの混沌の王として、均衡を打ち砕くために畜殺されていくものを見下しながら、最悪な原理を吐き出すだけの惰性な支配者として、独裁的な意識は、硬化していき、自らの毒素でもって自らを破壊するために自らを邪推し、自らを傷つけるように、他者をも綺麗に傷つける間に期待感を孕む現時点から、磔にされた独裁者として、簡素な間に孕む原始的な悪意を用いて、何かを引き裂くことで用いられる快楽を力に変え、延々と進む恒久的な快楽に起動していく精神を破砕するような最高の瞬間を求めるほどに、用いられる欲との乖離を感じ、理解を得るために何かを狩ることで、快楽を増していく道理に関するほどに、自らを正当化するための破壊を続ける。用いられる豊かさに反し、関する間に嵌め込まれた意図から、今に磔にされていくだけの惰性なこころみから、恒常的な供犠を有し、幽遠に蔓延る絶対的な悪を運び続ける運び屋として、備蓄されるほどに増していくこころの余裕から、猶予を捕食し、安心安全の幻影に掴まるだけの君の理想を踏み躙るような結末を容易する資本主義的な衆愚から、偽装される真理にもとづくものが、本質を語るから、ここでの幼稚な原理から離床できずに、ずっと理想という夢を見ているのか、と緩和できずに闘争し続ける間に孕む意味合いに不潔な要素を生み出し、汲み取る意味とは、屈折した要素を孕み、羽交い締めにされる精神は虐められ続け、悲観するだけに至り、自傷行為に耽りながら、自らを傷つけることで満たされるような勘違いを孕みながら、自らと乖離していく痛みの間で背反し続ける自らを認識しようともがく君との対立を続ける今に時間が迫り、寂寞を有しながら、融合を求め、誘導される精神は、正否を用いずに、ただ乖離していく今との距離を感じ、緩和しようと目論むほどに緩衝できずに対立を深め、自己との軋轢を生み出していくだけに至り、今に踏み台にされる精神は、敬神に浸るか、或いは、自らを絶望に沈め、磔にされる自己を傍観し、自らが処刑されていくのを他者の目を介し、自らを滅ぼすことを自らが傍観する間に離床できずに、白昼夢で制止していく精神は、自らの存在を否定することを否定する自己を他者の目を借りて、否定し続けることで、自らを駆逐していくよろこびに耽り、俯瞰に迫る統合を求める音と音が擦れる摩擦音が反響し、自分と自分の摩擦熱の業火で燃えさかる自己の内面性に政治性すらも死に絶え、ただ自らの崩壊する轟音でも目が覚めぬ君を改善させるような歌を軽やかに歌い上げよう。「その鎧を脱いで、軽々しく口にしたものを飲み込みながら、補填される意味や、補完されるための今などを交換するだけの蓄積を続けるほどにひろがる空しさが身にしみて、合唱を続けるだけのナショナリストどもの群れが空疎な自分に憐憫を捧げるころには、すべては、死に絶えるために用意されたものの正当さを謳いながら、問答を続ける意思は、空疎な自分との距離を埋めるための内戦を続け、惰性にみちびかれる者どもを狩るための罠をはりながら、蔓延る意識を悪意で染め上げるだけのバビロンの理想や、パビリオンがかかえる憂鬱が支配する虚飾と虚栄の街がうながす虚偽を聞き流し、蔓延る悪意とは、誰かの意思を借りた借り物に過ぎず、そこで蓄積されるものなどは、所詮は、誰かが用いて率いたものに過ぎないの、だ。」堕落した観念が敷衍させる遠因から離れ、自己犠牲を謳うような神を謳う者から離れ、自らの意志だけで抉る瞬間に嵌め込むべき意味すら持たずに、位置的な苦しみや、そこで復元されるものを調べるよりも、進化を謳いながら、用いられるものを増やすための幸福論のうわべだけの空疎な嘘をすくい上げるような仕事を終え、偽善的に支払われるだけの惰性な支払いから、信用を謳うだけの死を横溢させるだけの不安感に消耗されるための精神などは破棄し、画期的な者として、どこでにとどまらぬ者として、措置される者を破損させるためのウイルスとして、あらゆる原理を措置するものを破損に追いやるための者として、退嬰的な者や、退廃的な者が呪詛し続ける空疎な理由を破壊するために神を破棄し、何もかもを乗り越え、乗り換える者として、何かにうながされずに、何事にも屈さぬような雄志でもって、何かを蹴散らすための動機を延々と生み出す者としてだけ生きることに価値すらも不純。