昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

厳正


 純朴そうな遭難者である事を目的に仕向けられるものに苦しむべきだ、と是認していくものが、前衛的なものを捉え、ここで応じるものなどが汲み取るものが、空白を埋め尽くすためだけに途絶えずに敷衍させる物語が、構想を打ち砕き、絶えず生み出されるものだけで形成され、そこで構築されるものなどは、所詮はまやかしであり、途端に崩壊されるだけに至るのだ、といたわられる事もなく、途端に屠られるだけの身体が浪費していく刹那に囚われるだけの対比から、退嬰的なものにおちいり、応じるだけの過程に閉じ込められ、とがめられるための理想と、倒壊していくだけに至る風景の中で、仮説とされるものが、やがて正解を導くための苦しみに跛行し、加工される品位と、そこに現れる形式的なまやかしにそそのかされ、世界を狭めるだけに至らせるような動機が投棄するものを拾い集める貧寒な者どものリズムが生命を脅かし、旺然と現れるものがきらめいて、輝きを放ち続けるための強度を増し、自らを高める事により、その硬度を増していくためにためらいを捨て、道理を謳うよりも、そこで理屈を用い、何かを否定するよりも、否定的に乗り越える事を求める以前に、肯定し続ける事に置いて行かれるだけの過程にそそのかされる前に、そこで生命的な躍動感をたずさえ、飛び越えるよろこびや、有する形に強請られるよりも、そこで有限を謳い、犠牲を伴う事だけを目的にすり替えるような形有るものの懈怠から、軽薄な理論をたずさえ、理想論的に困憊していくあがないが現れ、修復や祝福を謳うころには、ほろ苦い思い出も、面影の中ではく製になり、モニュメントに変わり、今の邪魔になるならば、そこで溌剌と生み出されるものが、瞬間的に爆発し、長じる由縁などは、星をアドレスに変え、そこでむすばれるための生息地や、居場所などを捕縛するために、均等な位置を測るための計算式を用い、何かを求めるものに閉じ込める事だけを目的に変えるような肥大化する欲望の虜になるような理性などは、なれ合うほどに、何かを同じように恨むための多面性などを持ち寄り、互いを統合するための都市を形成し、そこで生まれる社会性や規律から逸脱する事を許さずに、行動を束縛するための正義を生み出し、そこで生まれる正しさなどは、ゆがんだ価値より、示された正しさに満たず、汚くとも、そこで正しいと定められたものだけが、法として現れ、あいまいに示唆するほどに、師範とされるものを模倣し、正しい者を演じるほどに、おどおどしながら、虐げられるための空間にためらいを生み、互いをとがめるための理想から、利用されるための傀儡として、嫌いなものを増やすための偽装された敵を同じように憎み、あらゆる制限を施すための正義の犠牲として、悪を生み出すために汲み取る理想とは、そこでの距離を生み出し、幼稚な理想から、そこで生み出される領土や、強要された価値を崇めるための信心から、信仰心を絶えず加速させるための抑圧から、揺動されるだけにもとづくものの虜になるようなおとりとして、愚かな者を演じ、何かを騙すために瞬間的に加点される力を扱うだけの権力の下で、自らを刑具に変えるための力の善用を謳うような正義に規制されずに、そこで正義として働き続ける事で得られる正当化された暴力の化身として綴る意識的な改革が用いる快楽の虜として、投影されるものすべてを破壊するために垂涎し続ける意識に統合されるほどに増していく正常性などは、自らの異常性はみとめずに、自らを統制するもの以外は誤りである、という偏った精神が導く正否などは生み出す生死に騙され、自らを阻む事だけを目的に、とがめられるほどに偏屈になり、担う意味こそすべて、と述べるための規約や契約から逃れられずに、システムに統合され、統制され続けるほどに増していくいらだちを押しこめるために、外へと向けられる暴力性が制度を用い、正当化された暴力により、生まれる犠牲などは、犠牲となるために生まれたものである、と正当化されるための正しさが、正義を偏らせ、ただ犠牲を生み出すための制度として、現れた法が欠如していく正しさを追い続けるほどに、ひろがる空しさの虜になった理想は、理性を持たずに、ただ現れるものを恨みながら、復讐心だけを生成し、正義を求めるほどに、制限はそこなわれ、ただ現れるものを破壊し、破棄するためのコードとして備わるような粗末な正義の犠牲として、あらゆる制限の下で複製されるだけの意味が生み出す遅配により、自らを消失させる。