昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

悩ましいほどの母性

未熟で小汚い
子供のような私だと、
アイロニーに身を寄せ、
ほとばしる思いを、
人柱にする連中の犠牲として、
拝金主義の奴隷として、
あらゆる意味を誇示し、
偏った理想を打ち出し、
理性を損なうよりも、
往々と現れる瞬間や、
そこかしこでそそっかしく
現れるものが、
物思いに耽り、
思い思いのものが、
もやもやしながら、
やましい思いを重ね、
かさばるもんばっか
謳うから、
やらしいもんばっかが、
媒介するのであるし、
私の分裂していく、
幼い心に流動していくもんが、
磔にされ、
新たな神に仕立て上げられ、
世界を騙すんもアリやなと、
詰る瞬間にこぼれる
リアリティーすら、
偽もんであるんを、
見つけてしもたんで、
あらゆる原理とは、
原因に縛られてるんだと語る、
関西人の黒猫でもある私は、
デリカシーが云々とか、
聖人君子を演じるような輩こそ、
いちばん汚いものであるのだと、
余罪を抱えた君に語りかけるような、
愛に似た物質あるいは、
物体でありたいのです。