昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

無くした言葉ひろった

生きて考えることに、枯渇もしやん、と隣で眠る乳臭い君の抱擁も、やがては、取引されるだけかいな、と改ざんされるための柔肌に触れ、敷衍する景色に凍てつく思いに屠られ、負担やなんやて、つきまとう法とは、だれのためのもんなんや、と悶絶しては、投影されるもんや、そこかしこで溜め込むもんが、朦朧としよって、余罪やなんやて、君につきまといよる罪の意識なんかは、幻想に過ぎず、ただ罪を意識するほどに、あたかも罪は形あるもんのように、君を責めよるし、現れるもんに似つかわしいやなんやて、同一化するようなプロセスなんて、幼児的な発想から、精神的に依存し、独占することでしか、欲求すらも満ち足りんから、足りんもんを、必死に追いかけることが、愛やなんやて、うつつを抜かしよるような、けったいな輩が跳梁跋扈しよるから、統制されるだけの世界が正義として崇められて、あたかも正しいように、ふんぞり返りよるし、斡旋されるための身体は、権利を謳うほどに、権力に奪われるだけなんやね。