昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

バリケード

簡単に君の変わりにはなられへんし、痛みは、どこまでも続くん違うんやでって、語りかけたとしても、君は上の空で、起因や金ばかりを追いかけ、馬鹿げた主体を演じることに専念するから、センテンスは駆逐され、今に朽ち果て、欺瞞ばかりになりよるんやし、宇宙規模で考えたら、恨むべき異母や、運命論から引きはがされ、世界的な父を憎悪するような主観性に切り開かれる傷口なんてもんは、いずれかは閉じるもんでっせ、とおもんばかっても、おもしろないことばっかで、いやになりますわって、猥雑な思念が捏造する瞬間的な快楽の快楽として、茫洋たる欲望の迷い子として、信仰的なもんに磔にされるだけが、罪を解消するための痛みでんねんって捏造された罪を着込んで、あたかも苦しいように演じるような間から背反して、この刹那に嘆じるものが、短絡的なものに変化するように、と願っても、君は貫通したこころに嵌め込むべき偽物の愛を愛玩しよるから、あいまいな今にためこむ欺瞞を注ぎ込むだけの空虚な身体に補完される快楽とは、そこでの解消を求めるほどに、次々に痛みは倍加しよるんでっせ、とでっち上げても、君は今に瀰漫する快楽だけの傀儡として、人形としての自己に嵌め込むべき偽物の愛でも、愛は愛なんやでって背反しよるけど、そこでの反発などは、次に抑圧しようとするものへの反抗で終わり、次々に迫る痛みに耐えきれずに、うそぶくタナトスからは逃れられんと、頓馬な君が重ねる空疎な愚行や、空虚な驕傲から、監査されるだけの身体に補完される苦しみの殻に閉じこもり、投影されるものや、遭難し、盗難されるだけの自我に補完される意味を補正するほどに、制限を生み出し、汲み取る意味に普及するものが波及し、虚像の中で発散されるだけるだけの襤褸たる皮を剥がすために生きることを是認しよるから立ち悪いでんな。