昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

飽き足らずに生きるねんて

猫に数学教わってる
トンボの様子が、
なんか秋やねって、
ねんごろな彼女たちが、
傍観者として、
刹那を値切る身体は、
依然として切ないままやし、
ままならん感情を
互換する情報化された、
やるせない街に、
確かなもんなんか、
いっこもおまへんからって、
泣きわめいてもしゃーないから、
すべてを笑い飛ばして、
なににも従わんと、
自分にすら反して、
適当に歩きまんねん。