昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

空疎な苦しみをかき消す美声

おまえ元気なんやったらそれでええし、なんか誰がどうとか、なにがどうとかうるさいし、謳われるもんを簡単に信じてるようでは、信心が足りんやなんやて、アホみたいに崇めてるだけでは、もったいないし、悶々としていく意識は、根幹なくなって、簡単に引っこ抜かれ、ビクつくだけで、猥雑な意識は、雑多なもんを持ち上げては、自分のことばっかであるし、あらがうほどに、あてがわれるもんの厚かましい奴隷であるし、どれをとっても尚、続く形式的な闇に枯渇し、悩ましい意識は壊死し、縁すらも消え去っても、強靭に生きんのが役目であるし、現れるもんを、現れたままに愛するのが、飛躍することなんかいと、悩ましく語るやましい君の過ちや、病かなんかは知らんが、何回でも越え出ては、懐疑的な日々に誤解ばっかやし、馬鹿げたもんをあつらえては、あらゆる原理に飛散する憎しみを育ててばかりやから、がっかりやなって、約束も躍動し、なにかと同化し、同居する苦しみは、憎しみを繰り上げ、自らと同化していたものを喪失した先には、乖離した自己との邂逅があって、後悔してる暇はあらへんし、出会ったことに、正しさは浮遊し、絶えず不愉快で不要なものであるし、正しいとされればされるほどに、その正しさは、うさんくさいもんであるね。