昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

愛の配下

次々と分断される思いは、混沌へと巻き込まれるとか、うっとうしくも迫る端的なペシミズムを捲り上げるために、僕とは存在しないとダメなのかと、無残な記憶が何度も懺悔を繰り返しては、還元されるものだけが、絶えず消費的であるとか、あり物の感情がほどこす勘違いやらが攻め入り、制限を生み出す、たゆむ思いは、互いを責めるための愛へと変形し、偏執するだけの思いは、愛がなんであるかも知らずに、耽溺することが、完璧な愛へと近づくのだと、妥当にほどこされた行いこそが、正義であり、疑念を取り払い、配備される愛の間で背反するのが僕であり、暴走する範疇や、忠誠を誓うほどに、愛とは互いを抑圧し、堪え兼ねなくなった思いは、瞬時に砕け、思い返せば、苦しみとは増すばかりであるし、ますます痛む心に充填されるのは、際限ない苦しみを隈なく浸透させ、ふれれば最後、終わりが定めになり、担う愛は、似合わないままに、互いを締め付け、死滅しても尚、撃ち込まれるミサイルや、見違える思いは、なん度も裏切りを繰り返し、過信し続けるほどに、打算的な精神は、加算されるものだけを価値として崇め、あいまいに支配し続けるだけの段差を埋めるために、義務的に執り行われるものが、取り違えた意味により、醜くもあり、見難くなるばかりの瞬間をさまよい、徒らに日々を消費していくことが、あたかも普通のように教育されたことにこそ、疑問を持つべきなの、だ。