昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

内臓を掻き鳴らす音

この世の汚濁の中で、ゴンゴンと音がなる頭、案山子どもがおどる暗い山、あらゆる過ちと、病な罠、感電死する動物たちの素粒子、手当がほしいからって、手当たり次第に撃ちまくる狩人、真因を狂わすための下僕や、ハイエナがたむろする十字路、やかましい過ちと、くたびれて、腐った脳髄が爆破され、屍どもがおどるニヒリズムの脊髄に注射して、思春期の思案が、死へと引き込まれる前に、君たちにはやることもないからって、気ままな奴隷にはなるなと告げ、すべての嘘が純化されるまで、香水くさい身体を引きずり、悲観的な悪魔を自分の内部で育てては、惰性な天下人たちは、ビニールの着物を着込んでは、増幅する怒りを攪拌させ、自らの嗄声に苦しむのである。いびつな子供たち、