昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

蓄積

髑髏みたいな雲に乗り、織り込まれていく思いは、自らに逡巡し、時間に置いてかれ、可憐な我が子を武器に、にぶい音や、戦乱に巻き込まれ、孤独に苛まれる動悸や、道理を切り刻み、跡形もなくなる我々は、私であることも忘れ、与えられた教養などが謳う善悪や、かけがえのないものを睨みつけ、憎しみを増やす季節や、勇躍する思いが懺悔を繰り返し、求める動悸が、雨季を超えて、まとわりつく冬を越し、恬淡に叶える思いは、面影を残さず、能動的に絡みつく密度な、みずみずしい君のやさぐれた肌が義体化された身体を放棄し、フラクタルな運命の螺子を外し、欺瞞を生み出す君を出しぬき、騙し合うだけの要因や、インタラクティブな運命に刺激ばかりを求めるから、憎しみもふえるばかりなのです。誰もおらんところでたまりこむもんや、問題ばっかふやしよるし、ふさぎこんだままで、混濁すんのもあれやし、指図もうとましいし、間違いを改めんのもあれやし、崇めるんなんか、まったく違うし、生きてるんは瞬く間やし、満タンになるまで求める愛は、いずれかは、いじらしいもんをかかえ、悶絶するしで、厭わしいし、陥る先は、ずっと闇やし、その闇から抜け出すために躍動するべきやし、たちまちにあふれる思いは、最たるものをみつけて、けち臭い思いを破棄するのです。