昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

動機も潰えた夜

薄雲に消える飛行機、
深夜に泣き叫ぶ一日の終わりが悲劇的に錯乱する。
現れる悲劇が路肩に沈み、自らの未熟さを嘆きながら、
散漫な儀式を続けては、
すべてに対して、
無関心を装う帰路、
定められた思いなどは、
絶えずでたらめなものを巻き込み、
すぐさまおののきながら、
希望などを敷衍させ、
普遍的なものを謳歌しながら、
しなびた思い出や、
翕然として集まる人々の求愛の儀式や、
強制的に堪能するレジスタンスの大愚や、
風雨に長けてく思いが、
定期的な苦しみに憐憫をさずけ、
あずかるものなどは、
ここでの苦しみを超過し、
過信ばかりをたずさえ、
安易な不安感に攻め入られる意味合いが不潔にかたまり、
簡単に処理されるための些細な日常に備蓄されるものなどは、
今をせきとめ、不自由にするために現れる多面性から、
惨憺たるものに変わる夏がさんさんと照らす意味合いに喜悦を重ねるべく、
めくるめく日常に空疎さをためこむよりも、
互い違いになりながら、
サンダルに履き替え、
段々と終わるための日々が現状維持などをとなえる以前に、
瞬時にカタストロフをむかえ、
盛大に終わることを堪能すべく、
現実性を制限無く悪でそめあげ、
聡明なものほど、
魯鈍なものに変わり、
もたらされる苦しみから離床し、
輪唱されるものなどが決め込む正しさに枯渇するほどに、
膠着する意識は、
散々な日常に契機などを謳いながら、
独善的な契約をむすぶための
愛を愛と名付けた途端に、
その契機とは、保つための名ばかりの愛に変化し、
還元されるための愛とは、
価値ばかりを追いかけながら、
保たれる愛とは、
ただ贈与されるものにより測るための愛に変わり、
もたらされる自然的な愛とは、
空腹を癒やすために徒に消費される現在に、
現実性などを用いながら、
ただ持ち寄られるためにかさなる意味合いを不潔に利用し、
領土を奪うために用いられる等差や、
権力との闘争から、
産業的なものの破壊を謳い、
独裁的に毒されていく革命は、
やがて自らの純粋な理想すらも忘れ、
搾取を謳いながら、
保つためには、奪うべきだ、という矛盾を孕み、
自らを懶惰な破壊者として、
オプティミストが信仰するものをコード化し、
完成されない儀式の狭間で、
過去から流用したものを、
あたかもここで正しく利用されるための答えのように扱い、
飼い慣らされた安易な排出から、
配備される愛などは飾りに変わり、
換算されるための愛とは、
ただ計算的なものや、
打算的な考えにより、
還元されるものの原価や、
換算されるほどに、
関係とは低劣なものを謳い、
あらがうほどに現れる愛とは、
ただ騙し合うために、
何かを利用し、裏切るための愛が、
配下などを求め、
さまよう現時点に真実などはなく、
どれをとっても地獄的な猶予をさまよい、
徒に消費されるキャピタリズム的な魔法により、
よじれる快楽の先で、
自らすらもそこなうだけに至るような
現在に現実性などはなく、
ただ多量に表される時間を回収するために、
扱われる自由や、生きるということなどをなじるロジックや、
空疎な科学が換算するすぐさま書き換えられるだけのコードから、
高揚感を失い、
固執するだけの人々が収斂するものなどが、
肥大化しては、
世界を終わらせるための闘争ばかりが、
愛の名を借り、続けられている。