昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

喧騒


現代に必要性を感じるようなものすらなく、
今に異物感をかかえ、
疑問にゆらぎ、
愚問をたずさえながら、
延々とせまるロジックを突き破り、
消費的で欲望的なものがこしらえる
快楽的な須要さを謳うだけのものを、
産まれた瞬間から汚穢に感じ、
議論をたずさえるよりも、
創造的に詩的に瞬間をとらえ、
循環するものを昇華させるためだけに生き、
滑落しても尚、
溌剌と捉える主観は、
あつらえられるものを超越し、
悶える隙間に与える永遠性だけが、
制限を持たずに、
蓄積される苦悩を突きぬけ、
悲観するよりも、
関するほどにわずらわしくまつわる先々で対比し、
対立し続けるほどに、
運命的なものにせばめられる感性や、
関係性が打ち出す制度により、
商法的なものがたずさえる法的なギミックに
ほふられるよりも尚、
ここで興じる所以や、
生じる物事が硬質さをそこない、
誰もが誰かをおとしいれることだけを目的に、
ここで兌換されるものだけが、
価値を決め込み、
着込んだものの重さにより、
引きずる卑近さや、
そこでささやかれるものに左右され、
鬱積しては虐げられるだけの思いが
したがえるものがあいまいに作用し、
信用などを謳い、
自由を率いて、
何かをだますことだけを目的に、
何かを奪うための行列がうそぶく真実を武器にし、
自らの正義により制される後から、
生命的な見栄により作用する仁徳や、
あらゆるプロパガンダが合致するものをうそぶき、
引きちぎられるだけの今が打ち出す遅疑や、
衰亡するだけに至るようなものの存亡を賭けた闘争により、
倒錯していく精神を傍観するだけの
悲劇的な統合が、
正常さを打ち出し、
奪い合うための真実を
保つための煽動により、
自らを駆逐するためのためらいを絶えず生み出す。