昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

根幹

このままたよりなくつぶれる意識、漠然と補完される意味にからまり合う恒常的な意思がずぼらになり、ずたぼろになった景色を引きずる彼女の光景や、比率をうたうだけの緩慢な関係性に肥大化する季節的な妄想やらが、シンパシーや、一律の真理を朦朧とさせ、嗄声になびく憂鬱の波形や、経路をうやむやにし、恨むだけの速度に互換される関連性が、縊死し、淫蕩な季節に固執していくだけの団らんを終え、らんらんと襤褸を着込んだ子供たちは、帰宅する家も持たずに、路上で寝る生活から、厳冬に耐えられずに、なにかを燃やすための模倣や、数多の習わしにより、この思いとは、すべて雲散霧消するだけに終えるし、応用されるための真実は、多面性などを用いながら、今にもつれ、たびかさなる痛みの隙間に、もっと痛いものを見つけては、それを誰かに分け与えることが、しあわせであるとか抜かすから、報いなんかいらず、誰かに関わることにより、増える痛みよりも、外から幼稚な者が授ける論理的な商法のが痛いのだと、妥当な位置から、キャピタリズム的な論証を持ち出し、兵器的に言葉を利用するだけの無法者どもの巣窟たる、現代社会などは無視して、夢想し続ける私は、猥雑な真理にもとづく迎合されるための真実などを貪る暇もないから、作法などは破棄して、自らの意志だけで啜る原理に理想などもいらず、ただ徒に消費されるための原因などが打ち出す真実なども、低劣なものであるからして、ただ去る者として、そこでもったいないとか言い放つだけの堕落した観念を破砕し、はびこる悪意によって充満する呪いなどを破壊し、ためらわずに葬り、世界に代償などは必要ないのだと告げる。ブクブクと太った過去に拘泥する君は、意識的な儀式から、からまる習わしにわしづかみにされた心臓や、増幅する苦しみなどを反芻し、反復する意識は、絶えず運動的な同化を続け、意識的な奴隷として、システマチックな物語に支配され、演技的な日常を相続する所以や、緩慢な日々に訪れるニヒリズムや、正常さをうたうほどに、異常な者として、背徳を続け、つたない意識はきたないままで、機械的な日常と同化する日々は、卑屈なままであり、悲観的なものを堪能し、能動的な苦しみをマゾヒズムがゆえに、たのしんで繰り返し受け取る苦しみの虜になる。利己的な保身や、更新を繰り返す日々に貧する所以は、外から受ける苦しみを反復させ、襲いかかるイメージに降伏し、支配を受け入れるだけに終える。