昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

上り詰める

孤高に浮かぶ桃に乗り、仙境へと向かう。真理は宿など持たず、中空をさまよい、意味に酔い痴れながら、徒然となびく風に漂い、遊蕩な季節に綻ぶ人類のコードたる遺伝子を破棄し、改竄されるだけの時間などを持たずに堕落して、フラクタルな宇宙との理を破り、はためく自由などをうたわずに、奪われるだけの観念もバラバラになって、担う意味なども不潔になるだけだから塗り替えて、惰性な快楽を漁るだけの無意味さをも愛し、さまよう意識を吸血するだけの輩がをも包み込むような調和をも超越し、さらなる高みへと舞い上がる。