昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

簡単や

完璧なもんなんかあらへんから、腹減ってばっかりやし、がりがりにやせ細った感情は、なんでも食い散らかしても、満足なんてあらへんから、いつも貪ってばっかりで、何を減らすために食うてんのか、また、何を得るために食い続けてんのかも分からんまんまに、ままならぬもんを当たり前のように食うて、あたかも正しいことのように食いつくのんが生きてるみたいに語るから、未来もあらへん言うて当たり散らして、ペシミズムまんきんな君は真っ黄色の頭してギターかき鳴らして叫んで風流やから、夏なんか捨ててもて、早よ冬ならへんかなって、叶えるもんも短く、考えるほどに、感じるいうんわなんか知らんけど、退屈な対価求めて、絶えずいらだつし、いらんことばっかり考える頭は破裂寸前やけど、何かに傾倒したくもないし、簡単に頭下げるんなんてしたことないし、無くしたもんなんか、もう無いものなだけであって、無い物ねだりで、まくし立てるだけのルサンチマンなんかクソ以下の汚物であるし、オプティミストでもあらへんから、変化なんか求めもしないし、普遍的であろうなんて思いもせんから、選択なんかせんし、倦怠感なんか抱えながらでも、延々と検索するだけの阿呆で居たくもないから、あいまいなまんまで居続けるんがお洒落やって勘違いしながら、だんだん迫る予感やらを破棄して、緩慢なままに移ろう世界に補完されるもんなんて、退屈なものであるからして、支配されるんなんか受け入れるわけもないから、隔てられても尚、反抗する美しさよりも早く動く綺麗なものでありたい。