昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ちょうど良い

量子的な汗、怠慢な宇宙にからまる時間から離れ、反証する面影にたたずむ悠遠に配布される言葉、禁じられた思いを発する言葉、黙する日々に強迫的に閉じ込められる君、ないがしろにされる観念を継続するテクノロジーから、達観する私を恐喝するような瞳、あらがう先々で進歩が笑い、猥雑な脱色を執り行う退廃的な照合、交互する後に響く後悔の序章、邪推のジャムセッションが、無秩序な雨を降らし、フラストレーションをためこむ太陽が放つ悪意や、火傷した肌にひろがる屈折したエモーションが、縁取る面影に刷新され、信用をうたう者どもの閉塞的な歌声から分断される一生は配役を決められ、灰になるまで攻め入られ、どこに行ったって、その心を満たすことはなく、ただ縋るだけの日々は欲自体を抑圧し、渇望し続けるほどに、女々しい思いですべてを虐げ、従えるために求める理由がロボットのように感じられ、がんじがらめになる一切は、配色を決められ、同じ色であることを強制され、苛む動機は、ドラスティックな思いを抱えては、怠惰で不羈な上昇気流に乗り、勤怠に迫る黙示録を破り捨て、罪とは自らが生み出すものであり、外から与えられる影響よりも速く、今を拘束し、自らの力をで、自らの自由を奪い去る。機械の足を引きずる音が、テクノみたいだと、対価を求めるケミカルなモードに擦り寄る紀元前からの憂鬱、偏頭痛と変数とアルカロイド、寛容な世界などは性質上存在しないのだと、惰性な牽制から、この魂は自らを拘束し、寛容さを損なうのであり、寛容な世界とは、存在しないのではなくて、存在することを許されておらず、今に欺瞞を吐き出し、苛立ち続け、つつがない日々を破壊することにより、制定されることを崇める快楽に浸り続ける。